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部活動のあり方を考え直す

 学校の先生の仕事は大きく4つある。
 1 教科指導(授業)
 2 担任
 3 その他の校務
 4 部活動顧問

 1,2,4は、誰でもだいたいの想像はつくが、3が分かりにくいかもしれない。
 学校には、教務部・進路指導部・生徒指導部などの部署がある。これのことだ。
 私の経験を言うと、担任を持たない年はあったが、教務や進路指導などの分掌に就かない年はなかった。

 が、今日は、3の話ではなく、4の部活動顧問の話である。
 これが、なかなか決まらない。
 新任として赴任した川口北では、私のように社会の先生のくせにバレーボールが指導できるみたいな先生が大勢いたこともあって、すんなり決まった。
 が、転勤した次の学校では、えらく難航した。

 放課後はもちろん、土日祝日もつぶれる。
 実技指導は、卒業生や外部指導者が手伝ってくれるとしても、かれらに対外試合や行事の引率は任せられない。
 今日は先生の都合で練習なしというわけにも行かない。
 何か事故があったときに、顧問は学校にいませんでしたでは済まされない。

 というわけで、「部活が生きがい」みたいな一部の先生をのぞけば、本当につらいお仕事なのだ。特に家族持ちの先生には。

 私は、そろそろ学校における部活動のあり方を、根本的に考え直す時期に来ているのではないかと思う。
 もちろん、部活動の教育的な意義は認める。
 私立学校においては、学校の広告塔的な役割を果たしている場合もあるだろう。それもいいとしよう。
 
 だが、それが先生個人の犠牲、と言ってまずければ、献身の上に立って行われているとしたら、ここは問題にしなければならないだろう。

 私の中で、まだ明確な結論が出ているわけではないが、いわゆるサークル的な部活動だけを学校内に残し、「強化」を目指すようなものは、学校の教育活動から徐々に切り離す方向で考えるべきだと思う。
 実際、サッカー、水泳、体操、テニス、スキー・スケートなど、学校の施設や指導に頼らなくても、十分に活動でき、結果も出せるような環境が、徐々にではあるが整いつつある。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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