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個人塾経営者は、もっと自分自身に投資すべきだ

 毎年この時期になると、塾宛てにテストのご案内を発送するが、必ず何通かは「宛先不明」で返送されてくる。

 大手塾の場合だと、採算が悪くなった教室を閉めて、別の場所に新規に開校するというケースも多いのだが、いわゆる個人塾の場合は、廃業・閉鎖の結果、郵便物が届かないのである。

 個人塾が生き延びるには、どんな方法があるだろうか。
 まあ、そんなことは人に言われるまでもなく、日々考えているだろうし、そうして来たからこそ今日があるわけだが、それを承知で、ちょっとばかり私の考えを述べておこう。

 私が知る範囲の塾長は、みな個性的である。変人というのとは違う。
 かれらは、自分の個性を思う存分発揮している。

 大手の塾だって、教室長や先生に個性がないわけではない。ただし、おのずと限界がある。同じブランドの塾であれば、どこの教室でも均質なサービスを提供しなければならないからだ。

 その点、個人経営の塾であれば、自分が一番いいと考える指導法をとっていい。方針は自分で決められる。何かをやるのに上司の許可を得る必要もなければ、同僚を説得する手間もない。
 考えてみれば、こんなすばらしい働き方はないわけだ。もちろん、誰かが助けてくれるということもないので、苦しみも人一倍だが、自分で考え自分で実行できるという充実感がそれを打ち消す。

 個人塾は、塾長自身のブランド力が、そのまま塾のブランド力である。自身の成長が、イコール塾の成長である。
 では、どうしたら自身のブランド力が高められるか。あるいは、自身の成長が図れるか。

 私は、若い皆さん(私より若いという意味)には、自分自身への投資をお勧めしたい。
 何もお金をかけることだけが投資ではなく、時間をかけることも立派な投資である。

 日々の経営に追われ、なかなか自分のためにお金を使うとか、自分のために時間をつかうというのは出来にくいものだ。私も個人経営だから、そこはよく分かる。
 だが、自分が伸びないかぎり塾も伸びないのである。

 投資を怠れば企業は発展しない。商店も学校も塾も、みんな同じだ。

 廃業・閉鎖を余儀なくされた塾を努力不足と言うならば、それは自身への投資という努力が足りなかったということだ。

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先日の鬼怒川での研修では、たくさんのお話をありがとうございました。
自己投資という言葉は、よく生徒たちには話していた言葉でした。
「勉強は将来に向けた自己投資だ」という感じで。
でも、本当に自己投資が必要なのは、実は私達のほうかなとも思います。
最近、自分が話すときに使う「カッコイイ大人」というフレーズがありますが、
それはまざに成長し続ける大人の姿だと思います。
いつまでも成長し続ける梅野先生に敬意を表しながら、
自分も生徒に負けないように、梅野先生に負けないように
自己投資を惜しまず、成長を続けていきたいと思います。
プロフィール

梅野弘之

Author:梅野弘之
受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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