生徒1000人面談にも驚くが、黒板ブログもスゴイ
生徒1000人との面談。
これはちょっと人間業とは思えんな。
県立川口北高の遠藤修平校長は、毎年、1年生から3年生まで生徒全員と面談している。校長は、他にたくさん仕事があるから、合間を縫っての面談となり、ほぼ1年がかりだ。
生徒との面談は、校長の仕事ではない。
そういう考え方もあるだろう。
だが、この学校では、2代前の田村和夫校長のときに始まり、次の渡邊校長、そして現在の遠藤校長と受け継がれてきた。
担任は担任で、年3回、生徒との面談がある。
生徒はいろいろで、「うるせえ、少しは黙ってろ」というくらい、ベラベラと話しかけてくる子もいれば、こっちから、なかなか話しかけづらい子もいる。だから、こういう機会は有り難いのだ。
今年の校長面談は今日からということで、校長室前の廊下で椅子に座って順番待ちする生徒を見かけた。スマホをいじくったりしないで、読書をしながら待っているところがエライ。
エライと言えば、もう一つすごいものを発見した。
生徒昇降口を入ったところの黒板に、何やら文章が書かれている。
2年生昇降口の黒板
読んでみると、先生が生徒に向けたメッセージだ。
4月20日と書いてあるから今日だ。
校長面談が始まるから、しっかりやろうぜみたいな話だ。
「これ、誰が書いてるんですか?」
「主に各学年の主任です。各学年の昇降口ごとに違う内容になっています」
「毎日、変わるんですか?」
「はい。出張などの場合は、別の先生が代行します」
「生徒は読んでますか?」
「写真に撮っている生徒も見かけます」
聞けば、自然発生的に始まったのだという。
校長の指示とか、学年会の決定とかではなく、誰かが始めたのを見て、「じゃあ、うちの学年もやるか」みたいな形で広まった。
私も毎日ブログを書き続けているから分かるが、何を書くかもさることながら、毎日一定時間を、そのことのために割くというのは結構大変なことなのだ。
一日でもサボれば、「何だよ、先生もだらしないな」と言われそうだ。「いいか。継続は力なんだ」なんて説教できなくなる。
先生も、大変なことを始めてしまったものだ。
3年生昇降口の黒板
※校長先生の許可を得て、画像を掲載しています。
これはちょっと人間業とは思えんな。
県立川口北高の遠藤修平校長は、毎年、1年生から3年生まで生徒全員と面談している。校長は、他にたくさん仕事があるから、合間を縫っての面談となり、ほぼ1年がかりだ。
生徒との面談は、校長の仕事ではない。
そういう考え方もあるだろう。
だが、この学校では、2代前の田村和夫校長のときに始まり、次の渡邊校長、そして現在の遠藤校長と受け継がれてきた。
担任は担任で、年3回、生徒との面談がある。
生徒はいろいろで、「うるせえ、少しは黙ってろ」というくらい、ベラベラと話しかけてくる子もいれば、こっちから、なかなか話しかけづらい子もいる。だから、こういう機会は有り難いのだ。
今年の校長面談は今日からということで、校長室前の廊下で椅子に座って順番待ちする生徒を見かけた。スマホをいじくったりしないで、読書をしながら待っているところがエライ。
エライと言えば、もう一つすごいものを発見した。
生徒昇降口を入ったところの黒板に、何やら文章が書かれている。

2年生昇降口の黒板
読んでみると、先生が生徒に向けたメッセージだ。
4月20日と書いてあるから今日だ。
校長面談が始まるから、しっかりやろうぜみたいな話だ。
「これ、誰が書いてるんですか?」
「主に各学年の主任です。各学年の昇降口ごとに違う内容になっています」
「毎日、変わるんですか?」
「はい。出張などの場合は、別の先生が代行します」
「生徒は読んでますか?」
「写真に撮っている生徒も見かけます」
聞けば、自然発生的に始まったのだという。
校長の指示とか、学年会の決定とかではなく、誰かが始めたのを見て、「じゃあ、うちの学年もやるか」みたいな形で広まった。
私も毎日ブログを書き続けているから分かるが、何を書くかもさることながら、毎日一定時間を、そのことのために割くというのは結構大変なことなのだ。
一日でもサボれば、「何だよ、先生もだらしないな」と言われそうだ。「いいか。継続は力なんだ」なんて説教できなくなる。
先生も、大変なことを始めてしまったものだ。

3年生昇降口の黒板
※校長先生の許可を得て、画像を掲載しています。