招待と接待はセットなんだぞ
わが社の志村くんは、自由奔放なのはいいが、いささか常識に欠けるので弱ってしまう。
今日の話だ。
志村「例の公演の件ですが、ご都合はつきますか?」
私「ご都合はつかなくもないんだが…」
志村「いや、お金はいいんです。無料でご招待しますから」
私「バーカ。俺が5千円で悩むと思ってるのか。無料招待って言ったって、結局はご祝儀とか楽屋見舞いって形でチケット代以上を払うんだ。それも含めて、金で悩んでるじゃねえ」
志村「えっ、ちょっと待ってください。ご祝儀が必要なんですか?」
私「当ったり前だろう。社長が社員の身内の舞台を見に行くのに、手ぶらで行けるわけねえだろう」
こいつ、年齢行ってる割には、世間の常識ってものが分かっていない。ご招待ってものの意味が分かっていない。
志村「タダなら、いいと思ってました」
私「それだけじゃないぞ。招待したら接待しなけりゃいけない。招待と接待はセットだ」
志村「と言うと?」
私「関係者に紹介して、役者と記念写真の一枚も撮らせて、帰りには手土産の一つも持たせて、場合によっては食事かお茶でも御馳走して、これで完了だ」
志村「結構大変なんですね」
私「だろう。だから、それが分かっているから、招待される方も、お金を包んで持ってくの」
志村くんは、前の会社にいたときに、「無料ご招待の映画試写会」という企画をやっていたが、あまり成功を収めていない。
そりゃそうだ。招待と接待はセットだっていうことを分かってなかったんだから。
というわけで、お金の問題ではなく、せっかくの連休に非常識な志村くんとガマンして付き合うべきかどうかを悩んでいるのだ。
今日の話だ。
志村「例の公演の件ですが、ご都合はつきますか?」
私「ご都合はつかなくもないんだが…」
志村「いや、お金はいいんです。無料でご招待しますから」
私「バーカ。俺が5千円で悩むと思ってるのか。無料招待って言ったって、結局はご祝儀とか楽屋見舞いって形でチケット代以上を払うんだ。それも含めて、金で悩んでるじゃねえ」
志村「えっ、ちょっと待ってください。ご祝儀が必要なんですか?」
私「当ったり前だろう。社長が社員の身内の舞台を見に行くのに、手ぶらで行けるわけねえだろう」
こいつ、年齢行ってる割には、世間の常識ってものが分かっていない。ご招待ってものの意味が分かっていない。
志村「タダなら、いいと思ってました」
私「それだけじゃないぞ。招待したら接待しなけりゃいけない。招待と接待はセットだ」
志村「と言うと?」
私「関係者に紹介して、役者と記念写真の一枚も撮らせて、帰りには手土産の一つも持たせて、場合によっては食事かお茶でも御馳走して、これで完了だ」
志村「結構大変なんですね」
私「だろう。だから、それが分かっているから、招待される方も、お金を包んで持ってくの」
志村くんは、前の会社にいたときに、「無料ご招待の映画試写会」という企画をやっていたが、あまり成功を収めていない。
そりゃそうだ。招待と接待はセットだっていうことを分かってなかったんだから。
というわけで、お金の問題ではなく、せっかくの連休に非常識な志村くんとガマンして付き合うべきかどうかを悩んでいるのだ。