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ここまで変わっていたか、昌平高校

 昌平高校の塾対象説明会に行って来た。
 今日は学校で、明日は校外でということだが、生徒の様子が見たい私は、当然学校を選択。
 出席者の人数を聞いてくるのを忘れたが、2日間で300人、いや400人を超えるかもしれない。さすが、大学進学でも部活でも、今乗りに乗ってる学校だけある。

 さて、約10年前、大改革に着手したこの学校が、どんな変貌を遂げたか、今日はそこを見て行こうと思う。
 ラグビーやサッカー、陸上、テニス、バスケット。これら部活の活躍はすでに多くの人が知るところだ。大学の方も、今春、東大に3人合格するなど着々と成果を収めている。

 しかし、私の目のつけどころは、入試における併願校の変化だ。これを見れば、もはやこの学校は、5年前、10年前とは、まったく違った姿になっていることが分かる。

■10年前の公立併願校ベスト10
1 杉戸
2 久喜北陽
3 鷲宮
4 岩槻
5 久喜
6 越谷西
7 春日部東
8 春日部女子
9 宮代
10庄和

 この時点では、世に進学校と言われるような学校は一つもない。

■5年前の公立併願校ベスト10
1 杉戸
2 春日部東
3 久喜北陽
4 越ヶ谷
5 春日部女子
6 久喜
7 越谷西
8 伊奈学園
9 越谷北
10越谷南・岩槻

 越谷北が9位に顔を出した。越ヶ谷も4位。でもまだ、同地域の杉戸がトップ。

■今春の公立併願校ベスト10
1 不動岡
2 春日部東
3 越ヶ谷
4 越谷北
5 春日部
6 伊奈学園
7 越谷南
8 春日部女子
9 杉戸
10古河第三

 何と県を代表する伝統校・不動岡が1位に。さらに4位に越谷北、5位に春日部と、東部地区トップ3が揃い踏み。
 10年前のベスト10のうち、残っているのは春日部東・春日部女子・杉戸の3校のみで他の7校は脱落。

 しかし、このベストテンも間もなく半分は入れ替わるだろう。
 ちなみに、11位から15位に顔を並べているのは、大宮・浦和・市立浦和・浦和一女・浦和西などである。

 公立を基準に学校を語るのは、昌平高校関係者に失礼かとは思うが、とにもかくにも世間の評価は、いま現在こうなっているのだということをとりあえずお伝えしておこう。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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