「大学までの人」にならないためには
今日は春日部共栄中学高校の塾対象説明会。
浦和で仕事をしている私としては、東武野田線(本人たちはアーバンパークラインと言い張っているが)に急行が走るようになって大変助かっている。
大宮を出ると、次が岩槻、そしてその次が春日部。
県南地区の生徒が通い易くなり、その点では春日部共栄にプラスだが、逆に、春日部の生徒が県南地区に通い易くなったとも言える。
学校の教育方針を説明する中で、「大学までの人ではなく、大学からの人に」というのがあった。
この学校が昔から言っていることなので、私も、もう何度も聞いているが、まったくその通りだ。
私の同級生にも東大卒がゴロゴロいるが、「東大までの人」が結構多いもんな。人生のピークが二十歳(はたち)みたいなヤツ。
いい大学に入るコツはテストに強くなること。これだけでいい。
案外易しい。
だが、社会人になると中間・期末テストも入試もなくなるので、「テストに強い」という得意技の使いみちがなくなる。
テスト勉強には、忍耐力とか、持続力とか、記憶力とかが必要だから、それはまあ生きるかもしれないが、それだけじゃ世の中は渡っていけない。
もっと他に能力を持っていないと、あるいは能力の種みたいなものを持っていないと、「大学までの人」で終わってしまう危険性がある。
「大学までの人」で終わらず、引き続き「大学からの人」であってほしい。これは春日部共栄にかぎらず、すべての学校の先生の願いであろう。
では、中高6年間または高校3年間で、「テストに強い」という能力のほかに、いかなる能力を身につけさせようとしているのか、このあたりに、各校の特色、あるいは個性が表われるのではないか。
これから学校選びをする受験生や保護者の皆さんは、この学校は「テストに強い」のほかに、どんな能力を引き出し、伸ばしてくれるのか。そういう視点で学校を見たほうがいいと思う。
浦和で仕事をしている私としては、東武野田線(本人たちはアーバンパークラインと言い張っているが)に急行が走るようになって大変助かっている。
大宮を出ると、次が岩槻、そしてその次が春日部。
県南地区の生徒が通い易くなり、その点では春日部共栄にプラスだが、逆に、春日部の生徒が県南地区に通い易くなったとも言える。
学校の教育方針を説明する中で、「大学までの人ではなく、大学からの人に」というのがあった。
この学校が昔から言っていることなので、私も、もう何度も聞いているが、まったくその通りだ。
私の同級生にも東大卒がゴロゴロいるが、「東大までの人」が結構多いもんな。人生のピークが二十歳(はたち)みたいなヤツ。
いい大学に入るコツはテストに強くなること。これだけでいい。
案外易しい。
だが、社会人になると中間・期末テストも入試もなくなるので、「テストに強い」という得意技の使いみちがなくなる。
テスト勉強には、忍耐力とか、持続力とか、記憶力とかが必要だから、それはまあ生きるかもしれないが、それだけじゃ世の中は渡っていけない。
もっと他に能力を持っていないと、あるいは能力の種みたいなものを持っていないと、「大学までの人」で終わってしまう危険性がある。
「大学までの人」で終わらず、引き続き「大学からの人」であってほしい。これは春日部共栄にかぎらず、すべての学校の先生の願いであろう。
では、中高6年間または高校3年間で、「テストに強い」という能力のほかに、いかなる能力を身につけさせようとしているのか、このあたりに、各校の特色、あるいは個性が表われるのではないか。
これから学校選びをする受験生や保護者の皆さんは、この学校は「テストに強い」のほかに、どんな能力を引き出し、伸ばしてくれるのか。そういう視点で学校を見たほうがいいと思う。