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東大の話題に触れない栄東が考えていること

 突然、パソコンが動かなくなり、急きょ控えのパソコンに変更しようと思ったが、こいつがレギュラーじゃないと思っているもんだから、準備ができてない。いつ出番が来てもいいように心の準備をしておけよ。
 なに? あっ、そうか充電してなかったのね。
 じゃあ、しばらく待つから、メシ食えよ。

 なんてことをやってるうちにこの時間になってしまった。

 さて今日は、栄東中学高校の塾対象説明会である。
 大宮開成もあって、どちらか迷ったんだが、しばらく行っていなかった栄東を優先。

 東大合格で浦高を抜いて、その話が出るかなとも思ったが、一言も出なかった。
 実はこれ予想どおり。
 田中淳子校長は、そういう性格の人じゃない。
 ひたすら学校の教育理念を訴える。

 田中校長は英語の先生なんだが、英会話がもてはやされる現在の風潮には否定的なようだ。
 私も同感だ。
 
 田中校長の話を私流に解釈すると、以下のようになる。
 英会話には二つの段階がある。
 第一段階 生活で使える英会話
 第二段階 仕事で使える英会話

 第一段階の「生活で使える英会話」なら、ちょっとぐらい文法や単語が間違ったって、どうってことはない。とりあえず意志が通じりゃいい。
 しかし、第二段階の「仕事で使える英会話」となると、そうは行かない。ちょっとした文法の誤りや、単語の間違えが、会社に損害を与えるかもしれない。国の仕事だったら大変なことになる。

 栄東の卒業生は、当然一流の大学に行き、大企業や官公庁に就職する。または専門職となる。
 そうすると、かれらに必要な英会話の力というのは、楽しくコミュニケーションができるという程度のものではなく、豊富な知識や、論理的な思考力に裏打ちされた、より高度な英会話力ということになる。
 だから、語彙も増やしますよ。英文法や構文も叩き込みますよ。理科や社会の知識がなかったら、話す内容がないじゃないですか。
 と、まあ、だいたいそんな話をされたんじゃないかと思う。

 私は、栄東という学校が、相変わらずどこの大学に何人入れるみたいな話をしていたら、がっかりするところだったが、そうじゃなかった。
 確実に一つか二つ上のステージに進んだということかな。埼玉を代表する私立なんだから、そうなってもらわないと。

 
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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