「言った」と「伝わった」の隔たり
日頃、先生方は、「言った」と「伝わった」の間に、果てしない隔たりがあることを実感されているのではないか。
先生が「説明した」ということは、そのまま生徒が「理解した」ことにはならない。
これは学校や塾だけの話ではなく、企業においても同じだ。
上司「オマエ、ちゃんとお客様に説明したのか」
部下「言いました」
上司「言ったか言わないかじゃないよ。相手に伝わったかどうかを聞いてるんだ」
部下「たぶん…」
上司「たぶんじゃダメだろう、たぶんじゃ」
なんて会話が、日常的に交わされているのである。
言葉として事実関係や内容だけを伝えるならならまだしも、企業営業の場合、こちらの「願い」や「思い」といった内面的なものまで伝えなければならない。そうしないと話がなかなかまとまらない。
これは一つの技術である。
私もこれに関して絶対的な自信があるわけではない。いまだに修行中。
さあ、どうする。
プレゼン力を磨く。表現力を磨く。
当然だ。
私も日々努力を怠らない。
しかし、どうもそれだけじゃないようだ。
ある時気づいたのは、「聞く力」ということだ。
たしか、そんな本があったな。
人は自分が聞きたいことならよく聞くんだ。よく聞くからよく伝わる。
であれば、まず人の話を聞く。この人は何を聞きたいのか。何を知りたいのか。何を悩んでいるのか。
そして、それに寄り添う形で話を展開すれば、よく伝わるはずだ。こっちが言いたいことだけいくら言ったって、伝わるはずがない。
でもね。私は人の話を聞くっていうのが一番苦手なんだ。ただ一方的に話す。
これじゃ、思いも願いも伝わらんよな。
まだまだ修行が足りない。
先生が「説明した」ということは、そのまま生徒が「理解した」ことにはならない。
これは学校や塾だけの話ではなく、企業においても同じだ。
上司「オマエ、ちゃんとお客様に説明したのか」
部下「言いました」
上司「言ったか言わないかじゃないよ。相手に伝わったかどうかを聞いてるんだ」
部下「たぶん…」
上司「たぶんじゃダメだろう、たぶんじゃ」
なんて会話が、日常的に交わされているのである。
言葉として事実関係や内容だけを伝えるならならまだしも、企業営業の場合、こちらの「願い」や「思い」といった内面的なものまで伝えなければならない。そうしないと話がなかなかまとまらない。
これは一つの技術である。
私もこれに関して絶対的な自信があるわけではない。いまだに修行中。
さあ、どうする。
プレゼン力を磨く。表現力を磨く。
当然だ。
私も日々努力を怠らない。
しかし、どうもそれだけじゃないようだ。
ある時気づいたのは、「聞く力」ということだ。
たしか、そんな本があったな。
人は自分が聞きたいことならよく聞くんだ。よく聞くからよく伝わる。
であれば、まず人の話を聞く。この人は何を聞きたいのか。何を知りたいのか。何を悩んでいるのか。
そして、それに寄り添う形で話を展開すれば、よく伝わるはずだ。こっちが言いたいことだけいくら言ったって、伝わるはずがない。
でもね。私は人の話を聞くっていうのが一番苦手なんだ。ただ一方的に話す。
これじゃ、思いも願いも伝わらんよな。
まだまだ修行が足りない。