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倍率は、(合格の)確率ではない

 公立出願の日が近づいてきましたね。
 あと1週間。
 出願が締め切られると、翌日には志願者数、すなわち倍率が発表されます。

 「倍率は気にするな」。
 たいていの先生はこのようにアドバイスされるでしょう。私もそれでいいと思います。
 倍率の高低で当日の戦い方が変わるわけではありませんからね。

 ところで、突然話は変わりますが、私、東京マラソンに出場します。人気の高い大会なので、出場権は抽選となります。約3万人の定員に30万人以上が応募したので、当選確率は10.3倍でした。当選した私は大変幸運と言うべきでしょう。

 さて、このように抽選で当選者が決まる場合、応募者が少なければ当選確率は高くなり、応募者が多ければ確率は低くなります。早く応募してもギリギリに応募しても当選確率は同じです。性別も年齢も住んでいる地域も関係ありません。一生懸命練習している人も、それほど練習していない人も同等です。

 では、入試はどうか。
 こちらは単純な抽選ではありませんね。
 たとえば1.5倍(これは、かなりの高倍率です)の学校があったとします。3人中2人が合格、1人は不合格となります。
 しかし、合格確率3分の2とは言えないですね。なぜなら成績の順に合格を決めて行くからです。先ほどのマラソンの例で言えば、速く走れる人ほど当選確率は高くなる。

 大事なのはここのところです。
 単純な抽選の場合、応募したら最後、あとは運次第。努力で確率は上げられない。けれど、入試の場合、合格の確率は上げられます。倍率自体は変化しませんが、あなた自身が合格する確率(可能性)は、変えられるのです。

 残された日数は確かに少ないですが、倍率が高いの低いのと気にしている時間があったら、1点でも多くとるための努力を続けましょう。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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