学校の姿を生き生きと描き出すには
昌平高校の塾対象説明会に出席。
ここの説明会は、ほぼ城川雅士校長のワンマンショー。今日も1時間の説明のうち半分以上は校長の話。
面白かったのは、校長の話が終わると期せずして拍手が起こったこと。
「ああ、終わってよかった」の拍手?
まさか。
話しっぷりが良かったのだ。
そこで私が思い起こしたのは「活写(かっしゃ)」という言葉。
「活写」とは、ものごとを生き生きと描き出すこと。
城川校長はこの術に長けている。
しかし話術だけで人を感動させることはできない。
聞き手の関心は、校舎や施設設備よりも、教育システムよりも、生徒にある。だから、話の真ん中に常に生徒がいることが肝要だ。
時に、生徒の日常にまったく触れない校長もいるが、私にとっては退屈この上ない話だ。
若く行動力にあふれた城川校長は、生徒たちを間近で見、時には輪の中に入って触れ合い語り合う。校長室からながめた風景でもなく、教員からの報告に基づくものでもない。「活写」の秘密はここにある。
私も文字や言葉による「表現力」が求められる仕事をしている。はたして学校の様子を「活写」できているだろうか。
城川校長の話を聞きながら、現場に取材に行くことの重要性を改めて感じたのであった。
ここの説明会は、ほぼ城川雅士校長のワンマンショー。今日も1時間の説明のうち半分以上は校長の話。
面白かったのは、校長の話が終わると期せずして拍手が起こったこと。
「ああ、終わってよかった」の拍手?
まさか。
話しっぷりが良かったのだ。
そこで私が思い起こしたのは「活写(かっしゃ)」という言葉。
「活写」とは、ものごとを生き生きと描き出すこと。
城川校長はこの術に長けている。
しかし話術だけで人を感動させることはできない。
聞き手の関心は、校舎や施設設備よりも、教育システムよりも、生徒にある。だから、話の真ん中に常に生徒がいることが肝要だ。
時に、生徒の日常にまったく触れない校長もいるが、私にとっては退屈この上ない話だ。
若く行動力にあふれた城川校長は、生徒たちを間近で見、時には輪の中に入って触れ合い語り合う。校長室からながめた風景でもなく、教員からの報告に基づくものでもない。「活写」の秘密はここにある。
私も文字や言葉による「表現力」が求められる仕事をしている。はたして学校の様子を「活写」できているだろうか。
城川校長の話を聞きながら、現場に取材に行くことの重要性を改めて感じたのであった。