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入試必須の平等院鳳凰堂の写真を撮ってきた

 せっかく京都に来たのだから写真を撮って帰ろう。
 高校入試では必須の平等院鳳凰堂。
 
 平安時代の貴族、藤原頼通が作った。

 頼通の父は、時の最大権力者、藤原道長である。
 「この世をばわが世とぞ思ふ望月のかけたることもなしと思へば」と詠んだ。
 ~世の中オレのもんだぜ。満月とおんなじで欠けてるものがなんにもないよ。カンペキッ!~

 道長は娘を天皇に嫁がせた。子ができれば娘(=皇后)は、次の天皇の母となり、道長は祖父となる。天皇が幼い時は摂政(せっしょう)として、その後は関白として政治の実権を握った。摂関政治である。
 ちなみに、道長の長女・彰子(しょうし)は、一条天皇の皇后となり、後一条天皇・後朱雀天皇の生母となったが、彰子に仕えたのが紫式部や和泉式部である。

 平等院鳳凰堂は、平安時代を代表する建築物であり、堂内に安置されている阿弥陀如来像は同じく代表的な仏像であるため、入試では頻繁に出される。埼玉県では、ほぼ2~3年に1回の割合で登場しているので、しっかり記憶しておこう。
 
 平等院鳳凰堂

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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