文科省インフル救済策、なんか怪しい
インフルエンザ流行の季節である。
これは毎年のことで、今年が特に大流行という話は聞いていない。
そんな中、昨日(2月6日)、マスコミが文部科学省の出したある通知について一斉に報じた。
「インフルエンザなどで体調を崩した生徒の救済策として、別日程での追試験を行うよう求める通知を全国の教育委員会や私立高校に初めて出したことがわかった」というものだ。
なぜ「わかった」という書き方をするか。
通知は昨年(平成28年)10月14日付で出されたものであるから、知ろうと思えば知れた。だが、役所の通知なんてものは年がら年中出されているから、いちいちニュースにしていられない。つまり、その時は気にしなかった、または無視した。だが、今になって、そう言えばそんな通知が出ていたよな。
という場合の書き方が「わかった」。
3か月も前の通知を、今さら「わかった」もないもんだ。まさか、文科省や全国の教育委員会が通知の存在をひた隠しにしていたわけでもあるまい。
それを今になって「わかった」。
おかしいと思わないか。
こいつはマスコミが調べた結果じゃなく、文科省側のリークだろう。なにしろ今、文科省は天下りあっせん問題で国会でも追及されている最中だしな。ここらで一つ、世間受けする話題を提供しておこう。そんな魂胆だろう。
マスコミとしても、天下り問題はそれとして、この時期、入試ネタは受けると踏んだんだろう。
もう全国各地で入試は実際に始まっちゃってるんだよ。この期に及んで救済策を講じるなんて無理に決まってんだろう。
以上が、ひねくれたじじいが想像した大人の事情っていうやつだ。
私は、入試はできるだけシンプルなほうがいいと思っているので、前々から一発勝負を支持しているし、その日病気や怪我で受けられなければアウトで仕方ないという考え方。
ただ、中学校の先生方などから救済策を講ずるべきだという声があるなら話は別だ。
文科省に指図されるんじゃなく、中学校の先生や保護者がどうしてもそうしてほしいと言い、それを受けて県教委が先々新たな方針を決めるなら、それはそれで構わないと思う。現に救済策を講じている県や市もあるわけだから。
これは毎年のことで、今年が特に大流行という話は聞いていない。
そんな中、昨日(2月6日)、マスコミが文部科学省の出したある通知について一斉に報じた。
「インフルエンザなどで体調を崩した生徒の救済策として、別日程での追試験を行うよう求める通知を全国の教育委員会や私立高校に初めて出したことがわかった」というものだ。
なぜ「わかった」という書き方をするか。
通知は昨年(平成28年)10月14日付で出されたものであるから、知ろうと思えば知れた。だが、役所の通知なんてものは年がら年中出されているから、いちいちニュースにしていられない。つまり、その時は気にしなかった、または無視した。だが、今になって、そう言えばそんな通知が出ていたよな。
という場合の書き方が「わかった」。
3か月も前の通知を、今さら「わかった」もないもんだ。まさか、文科省や全国の教育委員会が通知の存在をひた隠しにしていたわけでもあるまい。
それを今になって「わかった」。
おかしいと思わないか。
こいつはマスコミが調べた結果じゃなく、文科省側のリークだろう。なにしろ今、文科省は天下りあっせん問題で国会でも追及されている最中だしな。ここらで一つ、世間受けする話題を提供しておこう。そんな魂胆だろう。
マスコミとしても、天下り問題はそれとして、この時期、入試ネタは受けると踏んだんだろう。
もう全国各地で入試は実際に始まっちゃってるんだよ。この期に及んで救済策を講じるなんて無理に決まってんだろう。
以上が、ひねくれたじじいが想像した大人の事情っていうやつだ。
私は、入試はできるだけシンプルなほうがいいと思っているので、前々から一発勝負を支持しているし、その日病気や怪我で受けられなければアウトで仕方ないという考え方。
ただ、中学校の先生方などから救済策を講ずるべきだという声があるなら話は別だ。
文科省に指図されるんじゃなく、中学校の先生や保護者がどうしてもそうしてほしいと言い、それを受けて県教委が先々新たな方針を決めるなら、それはそれで構わないと思う。現に救済策を講じている県や市もあるわけだから。