農業系だが、デザインセンスが必要かも
専門学科を訪ねるシリーズ。3日目(最終)。
(詳細は「よみうり進学メディア6月号」に掲載予定)
今日の訪問校は鳩ヶ谷高校(川口市)だ。
普通科と情報処理科、園芸デザイン科という組み合わせだが、今回のメインは園芸デザイン科。
川口という都市部の学校で、なぜ園芸デザイン科なのかと思われる方も多いと思うが、近くの安行(あんぎょう)は、全国的にも有名な植木の町で、花・植木の生産農家(会社)や造園会社がたくさんある。
だから、このあたりに園芸デザイン科を持つ学校があっても不思議はない。特に、私などは川口の学校に勤務していたので、まったく違和感がない。
2年次以降は、「フラワーデザイン」、「グリーンデザイン」、「ガーデンデザイン」といった専攻ごとに分かれ、知識や技術を深化させて行く。もちろん、専門学科であるから、それぞれ国家資格の取得を目指す。
一度では覚えられないと思うが、一応紹介しておくと、フラワー装飾技能検定、園芸装飾技能検定、造園技能検定などが、かれらの目指す資格だ。
卒業後の進路は、専門学校や就職が主流だが、千葉大(園芸学部)、東京農大など大学に進む者もいる。
生徒数は1学年1クラス(40人)と少なく、それがさらに3つの専攻に分かれるので、専門科目はどれも、うらやましいほどの少人数授業だ。これなら落ちこぼれる子もいないだろう。
農業に関する知識や技術は、入学後に自然に身につきそうだが、学科名にデザインとあるだけに、ある程度美術的なセンスがあったほうがいいかもしれない。
バリバリの農業女子を育てるというふうではなく、それがまたいいところなのだろう。圧倒的に女子に人気の学科である。

造園実習

校内に石庭

ここの写真部は全国レベル

コサージュ制作

出来上がりをもらってきた。買ったら数千円かな。
(詳細は「よみうり進学メディア6月号」に掲載予定)
今日の訪問校は鳩ヶ谷高校(川口市)だ。
普通科と情報処理科、園芸デザイン科という組み合わせだが、今回のメインは園芸デザイン科。
川口という都市部の学校で、なぜ園芸デザイン科なのかと思われる方も多いと思うが、近くの安行(あんぎょう)は、全国的にも有名な植木の町で、花・植木の生産農家(会社)や造園会社がたくさんある。
だから、このあたりに園芸デザイン科を持つ学校があっても不思議はない。特に、私などは川口の学校に勤務していたので、まったく違和感がない。
2年次以降は、「フラワーデザイン」、「グリーンデザイン」、「ガーデンデザイン」といった専攻ごとに分かれ、知識や技術を深化させて行く。もちろん、専門学科であるから、それぞれ国家資格の取得を目指す。
一度では覚えられないと思うが、一応紹介しておくと、フラワー装飾技能検定、園芸装飾技能検定、造園技能検定などが、かれらの目指す資格だ。
卒業後の進路は、専門学校や就職が主流だが、千葉大(園芸学部)、東京農大など大学に進む者もいる。
生徒数は1学年1クラス(40人)と少なく、それがさらに3つの専攻に分かれるので、専門科目はどれも、うらやましいほどの少人数授業だ。これなら落ちこぼれる子もいないだろう。
農業に関する知識や技術は、入学後に自然に身につきそうだが、学科名にデザインとあるだけに、ある程度美術的なセンスがあったほうがいいかもしれない。
バリバリの農業女子を育てるというふうではなく、それがまたいいところなのだろう。圧倒的に女子に人気の学科である。

造園実習

校内に石庭

ここの写真部は全国レベル

コサージュ制作

出来上がりをもらってきた。買ったら数千円かな。