過去問をやる3つの意味
過去問については、すでに何度も書いている。
でも、また書く。
受験生が過去問をやる意味は3つある。
1 実力を知る(力試し)
2 弱点を知る
3 傾向を知る
他にもあるかもしれないが、とりあえずこの3つ。
1と2は似たようなことだが、1は内容より得点(点数)に関心がある。
いずれも大事なことだが、3つのうち、どれを重視するかによって手掛ける時期が違ってくる。
私は「3 傾向を知る」を重視する考え方なので、早い時期からの取り組みを勧めている。
「1 実力を知る」や「2 弱点を知る」は、模擬試験を受けることで目的は達せられるが、「3 傾向を知る」は、過去問でしかできない。
傾向が分かれば、対策を練ることができる。
昨年入試(29年度入試)では、学校選択問題で受けた生徒が非常に苦戦した(特に数学)。
原因の一つは、過去問がなかったことである。
過去問がなかったので、どんな問題が出るかが分からず、有効な対策を取れなかった。
今度(30年度入試)の受験生は、たった1年分だが、過去問を手に入れることができた。
少ない材料だが、28年度までの過去問と比べてみれば、新しく出されるようになったのはどんな内容であるかが分かる。
今からその内容を重点的にやっておけば、昨年の受験生ほどには苦しまないだろう。
過去問を遅くに始める受験生は、学校選択問題の特徴を間際になって知ることになるが、それで間に合うか。
ちょっと心配だ。
1と2のやり方を完全に否定するわけではないが、制度が変わったのだから、今年に限っては「3 傾向を知る」を優先すべきではないか。
昨日(7月13日)、埼玉新聞社より「高校入試対策特集号」(タブロイド判12頁)が発行された。
埼玉新聞本紙に織り込まれたほか、県内全中学校にも配布された。
この中でも、過去問を早めにという話を書いた。

でも、また書く。
受験生が過去問をやる意味は3つある。
1 実力を知る(力試し)
2 弱点を知る
3 傾向を知る
他にもあるかもしれないが、とりあえずこの3つ。
1と2は似たようなことだが、1は内容より得点(点数)に関心がある。
いずれも大事なことだが、3つのうち、どれを重視するかによって手掛ける時期が違ってくる。
私は「3 傾向を知る」を重視する考え方なので、早い時期からの取り組みを勧めている。
「1 実力を知る」や「2 弱点を知る」は、模擬試験を受けることで目的は達せられるが、「3 傾向を知る」は、過去問でしかできない。
傾向が分かれば、対策を練ることができる。
昨年入試(29年度入試)では、学校選択問題で受けた生徒が非常に苦戦した(特に数学)。
原因の一つは、過去問がなかったことである。
過去問がなかったので、どんな問題が出るかが分からず、有効な対策を取れなかった。
今度(30年度入試)の受験生は、たった1年分だが、過去問を手に入れることができた。
少ない材料だが、28年度までの過去問と比べてみれば、新しく出されるようになったのはどんな内容であるかが分かる。
今からその内容を重点的にやっておけば、昨年の受験生ほどには苦しまないだろう。
過去問を遅くに始める受験生は、学校選択問題の特徴を間際になって知ることになるが、それで間に合うか。
ちょっと心配だ。
1と2のやり方を完全に否定するわけではないが、制度が変わったのだから、今年に限っては「3 傾向を知る」を優先すべきではないか。
昨日(7月13日)、埼玉新聞社より「高校入試対策特集号」(タブロイド判12頁)が発行された。
埼玉新聞本紙に織り込まれたほか、県内全中学校にも配布された。
この中でも、過去問を早めにという話を書いた。
