ついに青短も募集停止へ
かつて「青短(あおたん)」と呼ばれ、超人気校だった青山学院女子短期大学が、2019年度から学生募集を停止するそうだ。
大学進学志向の高まりの中で、そう言えばまだあったんだというくらい短大の影は薄くなっていたから、これも時代の流れと言うべきだろう。
気になって少し調べてみたが、今春、埼玉県内の公私立高校を卒業した生徒のうち、短大に進学したのは約2500人だった。
大学進学者 約3万人
専門学校進学者 約9800人
就職者 約8000人
短大進学者 約2500人
こう並べてみると、短大進学者は今や少数派だ。
手元に15年前のデータがあったので、それを見ると、当時は短大進学者が4300人もいた。卒業生数が今よりだいぶ多かったこともあるが、それにしても激しい減り方だ。これでは短大の存続が難しくなるのも無理はない。
古い記憶をたどってみると、たしか私が幼いころの会社員の定年は55歳だった。平均寿命がようやく60歳を超え65歳にとどくかどうかという時代の話だ。(自分が就職する時分には60歳になっていたが)
いまは平均寿命も伸び、会社員の定年も65歳までとなっているので、まあ、そんなに急いで世の中に出なくてもということで、猫も杓子も大学に進み、さらにはそれほど学問に興味があるというわけではないのに大学院まで進む。
学生時代が長くなった分だけ、余計に知識を得、技術を習得しているかというと、それが案外そうでもなく、昔は2年でやっていたことを4年かけてやっているようなところもあり、金だけは2倍、3倍かかっているから、そのあたりが大問題である。
大学進学志向の高まりの中で、そう言えばまだあったんだというくらい短大の影は薄くなっていたから、これも時代の流れと言うべきだろう。
気になって少し調べてみたが、今春、埼玉県内の公私立高校を卒業した生徒のうち、短大に進学したのは約2500人だった。
大学進学者 約3万人
専門学校進学者 約9800人
就職者 約8000人
短大進学者 約2500人
こう並べてみると、短大進学者は今や少数派だ。
手元に15年前のデータがあったので、それを見ると、当時は短大進学者が4300人もいた。卒業生数が今よりだいぶ多かったこともあるが、それにしても激しい減り方だ。これでは短大の存続が難しくなるのも無理はない。
古い記憶をたどってみると、たしか私が幼いころの会社員の定年は55歳だった。平均寿命がようやく60歳を超え65歳にとどくかどうかという時代の話だ。(自分が就職する時分には60歳になっていたが)
いまは平均寿命も伸び、会社員の定年も65歳までとなっているので、まあ、そんなに急いで世の中に出なくてもということで、猫も杓子も大学に進み、さらにはそれほど学問に興味があるというわけではないのに大学院まで進む。
学生時代が長くなった分だけ、余計に知識を得、技術を習得しているかというと、それが案外そうでもなく、昔は2年でやっていたことを4年かけてやっているようなところもあり、金だけは2倍、3倍かかっているから、そのあたりが大問題である。