こんな勉強役に立つんですかと問われたら
何のために勉強するか?
と、生徒に聞かれたらどう答えるか。
これが受験勉強であれば簡単だ。
志望校に合格するため。終了。
これ覚えておけよ。入試に出るから。ハイ!
そうじゃなくて、勉強一般となると、年端の行かない子供らに納得行く説明をするのは難しい。
小学生ぐらいだと、そもそもそういう疑問を持たないし、大学生ぐらいになればちょっとは世の中のことも分かってくるが、その中間に位置する中高生に、勉強の意味を納得させるのは難しい。
私は高校教員の経験があるわけだが、高校生はまだいい。真に理解したかどうかは分からないが、何となくその場は納得させることができる。だが、中学生はどうなんだろう。経験がないのでよく分からない。
調理実習なんて意味あるんですか。
マラソン走ってどうするんですか。
公式覚えて役に立つんですか。
人名知っててどこかで使えるんですか。
なんだよ。オマエらやりたくねえこと挙げてるだけじゃねえか。
と、思いつつ、ここは教員のプライドにかけてバシッと言ってやらなければいかん。
そうだな。たしかに学校で習ったことの多くは、将来使わないかもしれない。ただ、何が必要で何が不必要かは、残念だが、現時点では分からない。
しかし、どうしても必要、不必要を今ここで分けたいというなら、一つ方法がある。
可能性を排除することだ。または、あきらめる覚悟を持つことだ。
自分はそういう知識や技術を必要とする職業には断じてつかないと、今決めればいいのだ。これはやらない、あれもやらないと、どんどん可能性を消して行くことだ。できるだけ消して行って、そして、残ったことだけやればいい。楽だぞ。
ところが、世の中何が起きるか分からない。要らないと思った知識や技術が、突如求められることがある。
あわててやるか。
まあ、それでもいいが。後でやるのは時間も金もかかりすぎるし、世の中そんなにノンビリ動いているわけじゃない。自分の都合に合わせて待ってはくれないんだ。
そこで必要なのは、あきらめだ。
さあ、どうだ。
自分の可能性をどんどん排除して行って、いざというときはあきらめる覚悟があれば、明日から学校に来なくたっていいくらいだ。
以上は、高校生バージョン(比較的レベルの高い生徒向け)なのだが、使えるかな?
と、生徒に聞かれたらどう答えるか。
これが受験勉強であれば簡単だ。
志望校に合格するため。終了。
これ覚えておけよ。入試に出るから。ハイ!
そうじゃなくて、勉強一般となると、年端の行かない子供らに納得行く説明をするのは難しい。
小学生ぐらいだと、そもそもそういう疑問を持たないし、大学生ぐらいになればちょっとは世の中のことも分かってくるが、その中間に位置する中高生に、勉強の意味を納得させるのは難しい。
私は高校教員の経験があるわけだが、高校生はまだいい。真に理解したかどうかは分からないが、何となくその場は納得させることができる。だが、中学生はどうなんだろう。経験がないのでよく分からない。
調理実習なんて意味あるんですか。
マラソン走ってどうするんですか。
公式覚えて役に立つんですか。
人名知っててどこかで使えるんですか。
なんだよ。オマエらやりたくねえこと挙げてるだけじゃねえか。
と、思いつつ、ここは教員のプライドにかけてバシッと言ってやらなければいかん。
そうだな。たしかに学校で習ったことの多くは、将来使わないかもしれない。ただ、何が必要で何が不必要かは、残念だが、現時点では分からない。
しかし、どうしても必要、不必要を今ここで分けたいというなら、一つ方法がある。
可能性を排除することだ。または、あきらめる覚悟を持つことだ。
自分はそういう知識や技術を必要とする職業には断じてつかないと、今決めればいいのだ。これはやらない、あれもやらないと、どんどん可能性を消して行くことだ。できるだけ消して行って、そして、残ったことだけやればいい。楽だぞ。
ところが、世の中何が起きるか分からない。要らないと思った知識や技術が、突如求められることがある。
あわててやるか。
まあ、それでもいいが。後でやるのは時間も金もかかりすぎるし、世の中そんなにノンビリ動いているわけじゃない。自分の都合に合わせて待ってはくれないんだ。
そこで必要なのは、あきらめだ。
さあ、どうだ。
自分の可能性をどんどん排除して行って、いざというときはあきらめる覚悟があれば、明日から学校に来なくたっていいくらいだ。
以上は、高校生バージョン(比較的レベルの高い生徒向け)なのだが、使えるかな?