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市立浦和中学校、入試で問題(資料)に誤り

テスト会社を運営する者としては他人事ではない。

日本の貿易額に関する資料読み取り問題なのだが、引用したデータそのものが違っていた。
1970年と2008年の輸出総額と輸入総額をそれぞれ示し、どのような変化があったかを答えさせる問題で、答は選択式だ。

誤っていたのは、1970年の輸入額で、本当の数字の3倍ぐらいの数字になっていた。
本当の数字が示されていた場合は、答の選択肢は変わってくるのだが、出題の意図は、与えられた資料から結論を導くことだから資料に誤りがあっても構わない。受験者全員が同じ資料を見て答えているのだから不公平はない。よって合否には影響しない。というのが、さいたま市教育委員会の見解らしい。

う〜ん、確かにそういう理屈もあるが、受験生の中に、「何か変だな。1970年って、輸出と輸入にこんな差があったかな?」と疑問を持った子がいなかったと断言できるか。何しろ本当は輸入と輸出はほぼ同額だったのだから。

慎重の上にも慎重を期している問題作成だが、残念ながら時に誤りはあるだろう。要は、受かった者も、落ちた者も、みんなが納得できる着地点が見つけられればいいのだ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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