山中伸弥教授は、桁外れのランナーだ
ノーベル賞学者、京大の山中伸弥教授(55)は、市民ランナーとしても桁外れの速さであるという話。
4日(日)行われた別府大分毎日マラソンに出場し、3時間25分20秒で走り切った。
この大会、いわゆる市民ランナーも出場可能だが、ここ2年で3時間30分以内の記録を持っていなければならない。
もちろんこのくらいの記録なら、持っている人はいくらでもいる。私も40代前半まではこのタイムで押せた。だが、山中教授は55歳だ。この年齢でこのタイムは驚くべきことだ。忙しい仕事(研究)の合間をぬって、一体いつどうやって練習しているのだろう。
私は若いころから腰痛持ちなのだが、2年前の腰痛は人生最大の重症だった。毎度のことなので医者には行かずに治そうと思ったが、さすがに無理と判断し、止む無く整形外科のお世話になった。
私は尋ねた。
「完治することはあるんですか?」
ドクターは答えた。
「激しい運動のせいもありますが、基本的には加齢によるものですから治りません。まあ、だましだましやって行くしかないんじゃないですか」
そこは同感だ。
なんだよ、直らないのかよ。
だが、落胆する私に、ドクターはこう言った。
「ただし、この先、再生医療が進歩すれば新たな治療法が生まれるかもしれません」
そいつは朗報だ。
「再生医療っていうと、例のIPS細胞とか、あれのことですか。山中教授がやっている」
ドクター、曰く。
「そうですね。ただ5年、いや10年はかかるかな」
そんなわけで私は、その時「山中教授、頑張ってくれ、急いでくれ」と真剣に思ったのである。生きて元気なうちに何とかしてくれ。俺は持ち時間が少ないんだからさ。
山中教授の快走は、もしかしたら、もう何か開発されてて、その結果じゃないの。
なんてことはないと思うが、
研究の方もしっかりやっていただいて、多くの人を救ってもらいたいと再び思ったのである。
4日(日)行われた別府大分毎日マラソンに出場し、3時間25分20秒で走り切った。
この大会、いわゆる市民ランナーも出場可能だが、ここ2年で3時間30分以内の記録を持っていなければならない。
もちろんこのくらいの記録なら、持っている人はいくらでもいる。私も40代前半まではこのタイムで押せた。だが、山中教授は55歳だ。この年齢でこのタイムは驚くべきことだ。忙しい仕事(研究)の合間をぬって、一体いつどうやって練習しているのだろう。
私は若いころから腰痛持ちなのだが、2年前の腰痛は人生最大の重症だった。毎度のことなので医者には行かずに治そうと思ったが、さすがに無理と判断し、止む無く整形外科のお世話になった。
私は尋ねた。
「完治することはあるんですか?」
ドクターは答えた。
「激しい運動のせいもありますが、基本的には加齢によるものですから治りません。まあ、だましだましやって行くしかないんじゃないですか」
そこは同感だ。
なんだよ、直らないのかよ。
だが、落胆する私に、ドクターはこう言った。
「ただし、この先、再生医療が進歩すれば新たな治療法が生まれるかもしれません」
そいつは朗報だ。
「再生医療っていうと、例のIPS細胞とか、あれのことですか。山中教授がやっている」
ドクター、曰く。
「そうですね。ただ5年、いや10年はかかるかな」
そんなわけで私は、その時「山中教授、頑張ってくれ、急いでくれ」と真剣に思ったのである。生きて元気なうちに何とかしてくれ。俺は持ち時間が少ないんだからさ。
山中教授の快走は、もしかしたら、もう何か開発されてて、その結果じゃないの。
なんてことはないと思うが、
研究の方もしっかりやっていただいて、多くの人を救ってもらいたいと再び思ったのである。