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プレゼン上手いね、開智未来中高の「未来TED」を見て感心

 今日の学校見学は、開智未来中学・高校における「未来TED」。
 「TED」が良く分からんという人は、YouTubeで「TED」または「TED日本語(日本人)」などと検索してもらおうか。
 これでたぶん、「TED」って、こんなことやるのねというイメージは持ってもらえると思う。

 ごく簡単に言ってしまうと、今日は、同校が取り組んでいるフィールドワークや才能発見プログラムや哲学での学びなどの成果を、生徒自身がICTを活用して、日本語や英語でプレゼンテーションするというもの。中1から高2までの10人が発表を行った。

 在校生だけでなく、保護者やわれわれのような教育関係者も参観可能ということだったが、塾の先生の姿はあまり見かけなかった。公立入試直前だから仕方ないか。

 選ばれたメンバーということもあるが、とにかく生徒たちのプレゼン能力の高さには驚かされる。

 私の驚きポイント。

 1 メモなしで聞き手に語りかける口調
 メモの棒読みじゃない。暗記してきたトークを一方的に述べるのではない。聞き手に語りかけるスタイル。これ、中学生ではなかなかできない。

 2 スライドを説明するだけになっていない
  われわれもよくやらかす。スライドが主役になっちゃうプレゼン。でも、そうはなっていない。これもなかなかできない、というか、自らのプレゼン(講演)を大いに反省。

 もう一つの驚きポイント

 3 聞き上手な生徒たち
 生徒たちはメモをしながら聞いているわけだが(ここの生徒はメモ力高い)、リアクションのいいこと。
 話し手が、「皆さんはどうですか」などと聞き手に振ると、あちらこちらから反応がある。たぶん、この学校の生徒は、「人の話はただ黙って聞きなさい」という教育を受けていない。じっと聞く場面と、しかるべきリアクションをとる場面をよく分かっている。日頃の教育の成果なんだろうな。

 中高生のやることだから、テーマへの向き合い方、掘り下げ方などは、大人目線(先生目線)で見たら、まだまだなのだが、話し手と聞き手が一体となって作り上げる会場の空気感みたいなものは、ちょっと他では見られないものだった。
 はるばる利根川の向こうまで行って良かったよ。

 未来TED00
 未来TED01
 未来TED02
 未来TED03

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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