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仕事の延長としての「飲み会」なんて疲れるだけだろう

 「あなたは、これから先、死ぬまで酒を飲んではいけません」。
 そう言われたって、別に構わんよ。
 また、1年間に何回「飲み会」があったかは、手帳を見なくたって思い出せるよ。
 以下、そういう人間の言うことである。

 この季節、つまり年度末、年度初めは「飲み会」がやたら多い。
 いや、多かったと言うべきか。
 教員時代を振り返ってみると、学校全体の歓送迎会、学年、分掌、教科の歓送迎会、PTAの歓送迎会と休む間もない。
 忙しい時期によくやるよ。
 個人営業の私は、最近の事情に疎いのだが、どうなんだろう。まだ、こんな無意味な慣習は続いているんだろうか。

 働き方改革だ、過労死だ、残業減らせと言われている昨今、ほぼ仕事の延長の「飲み会」なんて、時代に逆行してるだろう。少なくとも、クソ忙しいときにやるのは止めようぜ。忙しい時に大事なのは、いかに身体を休ませるかだ。

 昔から「飲みニュケーション」なんて言葉もあって、よく知らない同士が一気に距離を縮める機会にはなるかもしれない。また、基本、仕事中に無駄話はできないから、お互い普段知れない側面を知るチャンスなのかもしれない。
 そういうプラス面も認めつつ、しかし、私のように酒も嫌い、社交が嫌いという人間もいるわけだし、それに、「飲み会」での話なんて、所詮は「酒の上での話」であって、それが明日からの仕事に生きるなんてことはまず無いと言っていい。
 半分遊びながら名案が浮かぶわけねえだろう。仕事を甘く見んなよ。

 じゃあ、そういうオマエは一切「飲み会」に参加しないのか?
 そんなことはない。
 走ったり、山に登ったり、神社仏閣を訪ねたり、そういうオフの仲間との交流ならある。要するに、何となく慣習として続いている、仕事の一部としての「飲み会」には意味がないと言っているのだ。

 若い人や、誘われる立場の人からは言い出せないだろうから、年配者や誘う立場の人に発想の転換を願いたいところだ。


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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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