浦和麗明の新校舎お披露目の会に行ってきた
浦和麗明高校の新校舎竣工祝賀会に行ってきた。
新しい校舎と体育館ができたので教育関係者にお披露目ということだ。
この学校、交通アクセスの良さという点では、県内私立の中では一番ではないかと思う。
最寄駅は「浦和」(徒歩8分)と「南浦和」(徒歩10分)の2駅。「浦和」は、京浜東北線・高崎線・宇都宮線が利用できる。「南浦和」なら武蔵野線。私立によくあるスクールバスは、この学校には不要だ(ただし、別の理由で必要ありだが)。
交通至便の裏返しで、敷地が狭く、古くからの住宅街にあるため建物の高さ制限があるのがこの学校のネックで、今度の新校舎も地上4階建てで、それがギリギリだ。
敷地内にグランドがないので、体育の授業や部活(屋外競技)は、スクールバスで別の場所にある専用グランドに移動しなければならない。
交通は「不便だが敷地は広々」を選ぶか、交通は「便利だが敷地は手狭」を選ぶか。「便利で広々」というのはなかなかないので、どちらを取るかは、それぞれの判断だ。
同校は、今年度から男女共学となった。
これを機に大学進学路線の強化を図る。
さてここで、埼玉県民以外の方のために、「さいたま市」と「浦和」について、若干解説しておく(最近、本ブログの読者が県外にも増えているため)。
「さいたま市」は、県庁所在地の「浦和市」と、鉄道の要衝「大宮市」、その間に挟まれた「与野市」が合併して出来た。あと、いつの間にか「岩槻市」も入ってきたのだが、未だにそのことに気づいていない人も多い。
公立高校について言うと、「旧浦和市」には、県立浦和・浦和第一女子・市立浦和・浦和西、「旧大宮市」には大宮など、県を代表する進学校がある。
一方、私立高校はどうかと言うと、「旧大宮市」にあるのが栄東と大宮開成、「旧与野市」にあるのが淑徳与野、「旧岩槻市」にあるのが開智、という具合で、「旧浦和市」には進学で鳴らす私立がない。唯一あるのが完全中高一貫の浦和明の星女子だが、その名の通り女子校なので、共学進学校というものはない。
ということで、「旧浦和市」に、「浦和」の名を冠する私立の共学進学校を創ろうというのが、浦和麗明高校の目指すところである。
浦和の住民からすると、公立で間に合ってるよ、というところだろうが、さて、この現状を打破できるかどうか。
次回のブログで触れようと思うが、「さいたま市」(特に「旧浦和市」)は、県内でも断トツで中学生の学力が高い地域なので、地元の評価を得られれば、面白い存在になるのではないかと期待している。

↑表通りに面しているのは旧校舎(現在リニューアル中)

新校舎は旧校舎の裏側に建てられた

細い道を挟んで目の前に住宅街

新校舎は、旧校舎にピッタリくっ付いている。右側が旧校舎の廊下。
新しい校舎と体育館ができたので教育関係者にお披露目ということだ。
この学校、交通アクセスの良さという点では、県内私立の中では一番ではないかと思う。
最寄駅は「浦和」(徒歩8分)と「南浦和」(徒歩10分)の2駅。「浦和」は、京浜東北線・高崎線・宇都宮線が利用できる。「南浦和」なら武蔵野線。私立によくあるスクールバスは、この学校には不要だ(ただし、別の理由で必要ありだが)。
交通至便の裏返しで、敷地が狭く、古くからの住宅街にあるため建物の高さ制限があるのがこの学校のネックで、今度の新校舎も地上4階建てで、それがギリギリだ。
敷地内にグランドがないので、体育の授業や部活(屋外競技)は、スクールバスで別の場所にある専用グランドに移動しなければならない。
交通は「不便だが敷地は広々」を選ぶか、交通は「便利だが敷地は手狭」を選ぶか。「便利で広々」というのはなかなかないので、どちらを取るかは、それぞれの判断だ。
同校は、今年度から男女共学となった。
これを機に大学進学路線の強化を図る。
さてここで、埼玉県民以外の方のために、「さいたま市」と「浦和」について、若干解説しておく(最近、本ブログの読者が県外にも増えているため)。
「さいたま市」は、県庁所在地の「浦和市」と、鉄道の要衝「大宮市」、その間に挟まれた「与野市」が合併して出来た。あと、いつの間にか「岩槻市」も入ってきたのだが、未だにそのことに気づいていない人も多い。
公立高校について言うと、「旧浦和市」には、県立浦和・浦和第一女子・市立浦和・浦和西、「旧大宮市」には大宮など、県を代表する進学校がある。
一方、私立高校はどうかと言うと、「旧大宮市」にあるのが栄東と大宮開成、「旧与野市」にあるのが淑徳与野、「旧岩槻市」にあるのが開智、という具合で、「旧浦和市」には進学で鳴らす私立がない。唯一あるのが完全中高一貫の浦和明の星女子だが、その名の通り女子校なので、共学進学校というものはない。
ということで、「旧浦和市」に、「浦和」の名を冠する私立の共学進学校を創ろうというのが、浦和麗明高校の目指すところである。
浦和の住民からすると、公立で間に合ってるよ、というところだろうが、さて、この現状を打破できるかどうか。
次回のブログで触れようと思うが、「さいたま市」(特に「旧浦和市」)は、県内でも断トツで中学生の学力が高い地域なので、地元の評価を得られれば、面白い存在になるのではないかと期待している。

↑表通りに面しているのは旧校舎(現在リニューアル中)

新校舎は旧校舎の裏側に建てられた

細い道を挟んで目の前に住宅街

新校舎は、旧校舎にピッタリくっ付いている。右側が旧校舎の廊下。