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「東部私学の集い」。連休スタートはいつもここから

 東部私学の集い(春日部ふれあいキューブ)を見て来た。
 埼玉県東部地域の私立による合同説明会である。

 最初、春日部共栄、独協埼玉、開智の中高一貫3校で始まった。
 その後、岩槻市がさいたま市と合併したため開智が抜け、花咲徳栄、昌平や、新設された開智未来、叡明が加わり6校体制となった。
 業者主催ではなく、学校の先生方による、いわゆる手作りの会という点に特徴がある。

 出かける前に6校のホームページをチェックした。
 当然、各校とも今日のイベントについて掲載しているだろう。
 と思ったが、花咲徳栄、独協埼玉、春日部共栄のホームページには案内があったが、昌平、開智未来、叡明は確認できなかった。

 自分たちで企画し運営してるんだから、それぞれの学校はせめて自校のホームページには載せてほしいね。
 去年、私は自腹を切って、このイベントの広告を新聞に載せたんだよ。別に学校から頼まれたわけではなく勝手にやったことなんだが、いま思うとそこまでする必要はなかったみたいだ。今年はやらなくてよかった。

 このイベントでは、各校ブースでの個別相談のほか、同時進行で各校20分ずつの学校紹介が午前午後の2回行われる。
 全部通して聞くと、休憩もはさんで2時間半ほどかかるが、今日のねらいはこれとばかりに、ずっと居続ける人もいる。
 たしかに各校ともエース(校長のことだけど)を投入して、短い時間の中で学校の特色や教育方針などをギュギュっと上手にまとめて説明してくれるので、聞く側にとっては大変有り難い。

 元淑徳与野高校校長の川端幹雄先生は、「公立が水道水なら、私立は井戸水」と仰られた。公立の教育は均質だが、私立の教育には学校ごとに個性があることを指してのものだ。水が合えば伸びるが、合わなければ挫折してしまうかもしれない。

 偏差値だけで選ぶのは愚かな行為である。
 6月に入ると各校の説明会も始まる。この時期に文化祭を行う学校もある。いろいろな機会を通して、水が合うかどうかを確かめるようにしたい。

 2018東部私学の集い01

 2018.jpg


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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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