地震で女児がブロック塀の下敷き。昭和の遺物なくなってほしい

大阪の地震で小学生がブロック塀の下敷きになって亡くなった。
幼いころの記憶にブロック塀というものはない。
石垣は見かけた。あとは板塀か生け垣。
昭和も中盤あたりから、低コストで工事期間も短いというのでブロック塀が急速に普及したようである。
今回の事例を見るまでもなく、いざ大地震となったとき、ブロック塀は倒壊の危険性が高い。
まあ、鉄筋を通しているとは言え、基礎を深く掘っているわけではなく、コンクリート片を積み上げただけだから、そうなるだろう。
調べてみたら、生け垣(いけがき)の設置に補助金などを出している自治体が結構あった。
個人の住宅のことなので強制は出来ず、奨励が限度だろう。しかし、何もしないよりはましだ。
ネットで「〇〇市 生垣」と検索して探し出したのが、下記の補助金制度だ。(クリック又はタップで当該ページに飛べる)
さいたま市「生け垣助成制度」
川口市「生け垣や屋上緑化に対する補助制度」
川越市「みどりの補助金」
春日部市「生垣設置奨励金制度」
戸田市「生け垣等設置奨励補助金制度」
蕨市「生垣設置奨励補助金」
久喜市「生垣設置奨励金」
朝霞市「生け垣設置奨励補助金」
狭山市「生け垣設置奨励補助金」
新座市「生け垣設置助成金」
志木市「生け垣設置奨励金交付制度」
三郷市「生け垣づくり補助金」
越谷市・草加市・上尾市・熊谷市などは埼玉県内でも比較的人口の多い市だが、該当する制度は見つけられなかった。
次の犠牲者が出る前に、昭和の遺物であるブロック塀が町から姿を消すことを望む。緑化にもつながるので、そういう風潮を作って行きたいものである。
※映像を追加しました(6月20日)
