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浦高はエアコンのある無しを語る学校じゃない

 埼玉会館で行われた浦高の学校説明会(正式名称は「教育活動説明会」)に行ってきた。
 UPテストじゃない方の模試の日程と重なったこともあり、受験生よりも保護者の姿が目立った。

 冒頭に杉山剛士校長の挨拶。「あえて三兎を追わせる。世界のどこかを支える人間を育てる。無理難題に挑戦させる」など、浦高教育の本質について語る。二兎を追うものは一兎をも得ずというが、浦高生には三兎(勉強と部活と行事)を追うことを求めるという。

 教頭から入試に関する説明がほんの少しだけあった。
 調査書のことを心配する人がいるが、資格などは非常に高い基準を設定しているので、ここで点数を取る人はほとんどいない。つまり、ここでは差がつかない。学力検査の点数で決まるのが浦高の入試である。
(まあ、そうだろう)

 次に、自身も浦高卒である先生から教育活動全般についての説明があったが、ここは長くなるので割愛。
 
 息抜きに男声合唱の披露があって、最後に卒業生2人を交えた座談会。
 2人とも東大生だ。
 質問タイムになって、保護者(母親)から「浦高はエアコンがないようだが、設置する予定はあるか」という質問があった。先生は「設置の予定はないんです」と遠慮がちに答えたのだが、東大生の井上君は、タイトルにあるように「浦高はエアコンのある無しを語る学校ではない」と言い放ったのだ。

 私は心の中で拍手を送ったのだが、実際に拍手した人がいた。
 学校の先生はこうまではっきり言えないな。

 浦高は無理難題に挑戦させる学校だ。時にその要求は理不尽とも言えるものだ。だが、それを乗り越えさせるのが浦高教育なのだという説明をずっとしてきたところへ、エアコンだ。
「ぼくは全然気にならなかったですよ」(井上君)
「慣れれば平気ですよ」(村本君)
 頭がいいだけじゃなく、心身ともにたくましいね。
 こういう若者を育てるのが浦高ってことだ。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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