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花咲散ったが、浦和学院で埼玉県勢2連覇だ

 花咲徳栄史上7校目の連覇ならず。

 って、簡単に言ってますが、平成以降の夏連覇はヤンキース・田中将大投手がいた時代の駒大苫小牧が唯一の例なんですよ。その前はと言うと1947~1948年の小倉中(高)まで遡る。私も生まれてないよ。
 桑田・清原のいたPL学園でも夏連覇はしてない。

 平成に入ってからの夏複数回優勝校は5校。
 大阪桐蔭4回
 駒大苫小牧2回
 日大三2回
 智辯和歌山2回
 帝京2回
 
 大阪桐蔭が図抜けているが、ここ10年のことで、1991年の初出場初優勝から2008年の2回目まで17年かかっている。
 今日、花咲徳栄に勝った横浜も1980年の初優勝から1998年の2回目(松坂大輔の時)まで18年。
 初優勝から2回目までが比較的短い帝京で6年、日大三で10年。

 というわけで、連覇はもちろん2回というのも果てしなく大変なことなのですよ。
 もちろん、そんなことは花咲徳栄・岩井隆監督も先刻ご承知のはず。
 一昨年は高橋昴也(現広島)・岡崎大輔(現オリックス)、昨年は清水達也(現中日)・西川愛也(現西武)と、プロのドラフトにかかるような力のある選手が複数いたが、それに比べると戦力不足は否めない。
 戦前も含む99回の歴史の中で、複数回優勝校は20校。1回だけの優勝は40校。
 花咲徳栄には、連覇と同じくらい難しい2回目を目指してもらおう。

 さあ、残る期待は浦和学院だ。
 同一県による夏連覇は、駒大苫小牧の例を除けば、1974年銚子商業、1975年習志野の千葉県勢2連覇まで遡る。
 海があるからって威張るなよ、千葉県。
 埼玉県勢で夏を連覇してやろうじゃないか。
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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