今年も県立川越高校「くすのき祭」の門を見に行く

埼玉県立川越高校「くすのき祭」の門。未完成には理由があった。
毎年行ってる川越高校の文化祭「くすのき祭」。
門の近くにいる男子生徒に(女子はいるわけない)、「話を聞きたいのですが、近くに門班の班長いますか」と尋ねたところ、もう少ししたら戻ってくるとのこと。
そうか、残念だが今日は門の撮影だけで引き揚げるかと思っていたら、うまい具合に班長が戻ってきてくれた。
中学生向けの新聞に写真を載せるのだと説明したところ、ならば今日じゃなく明日の写真を載せて欲しいと班長が言う。
「今日、この後作業が残っているんです」
つまり、完成形じゃないわけね。どうして? 間に合わなかったの?
「昨夜、風が強かったので、一番上の部分をあえて乗せていないんです」
そうかそうか、来場者の安全に配慮したわけだね。
しかし、明日もう一度来るわけにもいかんしな。
よしわかった。後日、先生に事情を話して最終の完成写真を送ってもらい、それを載せることにしよう。
で、今日のところは、班長のプロフィール写真だけ撮りたいんだけど、顔出し名前出しは問題ないかな?
「はい、それは構いません」
と、大変スムーズに話が進むわけである。
自分は、同じ年頃のとき、大人相手にこんな会話できなかった。昨日も書いたが、今の若い人は立派だよ。
川越高校の門は、ヨーロッパの城や教会をモチーフにすることが多いが、デザインはもとよりだが、配色にこだわっているようである。一昨年は赤が、昨年は黄色が基調となっていたので、今年はブルー系かと思っていたら、想像通りだった。