栄北、新校長のプレゼンはどうだったか

栄北高校塾説明会。
前回訪問は2017年9月8日だから、ちょうど1年ぶりだ。
その時の訪問記がコチラ。未読の方はぜひ。
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なんだか地味だな栄北 でも意外な実績
今日の私のテーマは、今年4月に就任した「小暮優治校長の話を聞いてみよう」。
すでに別の場所で何度か顔を合わせているのだが、どんな説明(プレゼン)をするのか見てみたい。
公立出身校長は失礼ながら「プレゼン下手」が多い。
小暮校長も3月まで県立春日部女子高校の校長という経歴なので、ちょっと不安を持っていたが、結論を言えば私の評価は「◎」。これでいい。
って、いつもながら偉そうだな。
別に人の話に何でもかんでも注文をつけようというわけではない。
儀式における式辞や挨拶、全校集会での訓話、パーティーでのスピーチ、職員会議での訓示等々。校長ともなれば、人前で話す機会が一般教員に比べ、はるかに多いわけであるが、私の関心事は、生徒募集に関わる説明会におけるプレゼンただ一つである。それ以外について論評する立場ではない。
高評価の理由。
1 挨拶だけじゃない
2 自慢話じゃない
3 スライドの説明じゃない
一つずつ解説しよう。
公立校長(又は公立出身校長)には、「校長挨拶」っていうと、ホントに挨拶しかしない人がいる。「本日はお忙しい中、ようこそお越しいただきました。詳しい説明は係の者がいたします」って、アホじゃねえか。
人呼んどいて、下々の者に任せるってのが、どんなに失礼か分かってんの?
募集担当者とはこれから先、何度だって会えるけど、校長と会えるのはこの1回だけ。なんだから、校長の熱い想いを聞かせてよ。学校づくりにかける情熱を示してよ。
その点、今日はただのご挨拶になっていなかったのでマル。
公立時代の自慢話をする人がいる。
「私がこの学校を変える」って、バカも休み休み言え。
私立じゃ初心者だってこと忘れんなよ。
自慢するなら、自分じゃなくて教員でしょ、生徒でしょ。
その点、今日は「うちの学校の先生は死ぬほど頑張っている」と言っていたからマル。
説明会だと思って、スライドを説明しちゃう人がいる。
これは私も年中失敗しているところだ。
資料もうまく使えば効果的だけど、そちらに気を取られると、話し手と聞き手のコミュニケーションがどこかに飛んでしまう。
その点、今日は話が主、スライドが従になっていたのでマル。
校長の次に出てきた進路指導の先生の話の中に、わが校は現役進学率が高いというのがあったが、その証拠として示されたのが弊社発行の「埼玉県公私立高校進学ガイド」の中にあるデータ。何と本の写真入り登場。
本の宣伝をしてくれたので花マル。