今日は県内高校文化祭の集中日

川越女子高校「紫苑祭」
昨日と今日は、埼玉県内公私立高校・文化祭の集中日だった。
9月中の土日に文化祭を行うのは144校(全体の約72%)。それ以外の学校は6月か10月以降に行う。
9月8日(土)のみ一般公開した学校 49校
9月8日(土)・9日(日)2日間一般公開した学校 36校
9月9日(土)のみ一般公開した学校 6校
合計91校(9月中に文化祭を行う学校の約63%)
見に行く立場としては、もう少し分散して欲しいところだが、教育活動の一環であり、それを一般にも公開しますという位置づけなので、こちらの都合など関係ない。
夏休み明けの早い段階で文化祭を終わらせ、後は勉強に集中させたいと思うと、だいたいこのあたりになる。
文化祭を教育活動の中でどう位置付けるかは、それぞれの学校の考え方による。
文化祭に限らず学校行事全般に言えることだが、「どこまでやるか」は常に学校内で議論になるところである。
どこまで時間をかけるか。
どこまで予算をかけるか。
時間をかけ、お金をかければ、盛大な文化祭になるのは分かっているが、その分だけ授業が制限される。場合によっては部活にも影響する。
ちなみに、私は教員時代、運動部の顧問だったので、「文化祭、早く終わってくんねえかな」といつも思っていたのだが、その一方で担任としては、「恥ずかしくない出し物にしてくれよな」とも思っていた。
生徒からはもっと自由にやらせろという声が上がってくるだろうが、遊びじゃないんだから、「準備はいつから」や「費用はいくらまで」から始まって、細かなルール作りは必要だろう。与えられた条件の中で、何ができるか。そこを考えさせるのが教育ってものだ。
※暑い中、あちこち歩き回ったんで熱中症的症状に陥り頭が回らん
※追記:川越女子「紫苑祭」の来場者は1万3308人と発表されていました(紫苑祭公式ツイッターより)。1週間前に行われた県立川越「くすのき祭」は、天候が災いしたか例年より少なめの1万5224人、浦和一女「一女祭」は8016人と、いずれも実行委員会公式ツイッターで発表されています。(9月10日追記)