安倍「大勝」ではなく石破「善戦」と言いたい人々
自民党総裁選の報道のされ方。
まず安倍候補、石破候補の得票率を両候補が共に立候補した平成24年選挙と今回の平成30年選挙とで比較してみる。
24年度選挙では地方票においては石破候補が安倍候補を上回っていたが、30年選挙では安倍候補が逆転した。

24年選挙では議員票において安倍候補(55%)が石破候補(45%)をやや上回っていたが、30年選挙では安倍候補(82%)が石破候補(18%)を大きく上回った。

以上のデータから、24年選挙は安倍候補の側から見れば「辛勝」だった。石破候補の側からは「惜敗」である。
一方今回の30年選挙は、まとめて言えば安倍候補の「完勝」「大勝」または「圧勝」であり、石破候補の「完敗」「大敗」または「惨敗」である。
だが、一部新聞・テレビは、安倍の勝利と伝えることを好まなかった。石破の敗北と伝えることも。
そこで、さすがに「接戦」ははばかられたとみえて「善戦」と伝えた。
前回は勝ってたかもしれなかった石破候補が、これだけ引き離されたのに「善戦=よくやった」はないだろうと思うが、これが現在の一部マスコミ報道だ。
今後のためによく覚えておこう。
ダブルスコア以上で勝っても、「完勝」「大勝」「圧勝」じゃないんだな。
まず安倍候補、石破候補の得票率を両候補が共に立候補した平成24年選挙と今回の平成30年選挙とで比較してみる。
24年度選挙では地方票においては石破候補が安倍候補を上回っていたが、30年選挙では安倍候補が逆転した。

24年選挙では議員票において安倍候補(55%)が石破候補(45%)をやや上回っていたが、30年選挙では安倍候補(82%)が石破候補(18%)を大きく上回った。

以上のデータから、24年選挙は安倍候補の側から見れば「辛勝」だった。石破候補の側からは「惜敗」である。
一方今回の30年選挙は、まとめて言えば安倍候補の「完勝」「大勝」または「圧勝」であり、石破候補の「完敗」「大敗」または「惨敗」である。
だが、一部新聞・テレビは、安倍の勝利と伝えることを好まなかった。石破の敗北と伝えることも。
そこで、さすがに「接戦」ははばかられたとみえて「善戦」と伝えた。
前回は勝ってたかもしれなかった石破候補が、これだけ引き離されたのに「善戦=よくやった」はないだろうと思うが、これが現在の一部マスコミ報道だ。
今後のためによく覚えておこう。
ダブルスコア以上で勝っても、「完勝」「大勝」「圧勝」じゃないんだな。