「お時間あればどうぞ」、なら行くの止めた

花咲徳栄高校・食育実践科の体験学習に行ってきた。
なぜ行ったか。
言葉は慎重に選ばなくてはいけないが、要は「しつこいんだ」。食育実践科の先生が何度も言ってくる。メールも送ってくる。
そこまで言うなら行くか。
呼んでくれるうちが花ってものだし。
似たようなことがあった。
この間、昌平高校の塾説明会の際、他の取材スケジュールの関係で出られるかどうか分からず回答を出さないでいたら、広報担当者から「出欠回答出てませんよ」と催促のFAXが入った。そこまでされたら出ますよ。もちろん最初から出たい気持ちはあったんだが、ポンと背中を押されたら、いや、グッと腕を引っ張られたらかな。どっちにしたって、それで心が決まる。昌平に塾長も受験生も集まるわけだ。
「しつこい」とか「くどい」は嫌われるけど、これはつまり、「粘り強い」ということなんだ。あるいは「まめ」。筆まめの「まめ」。
「よろしかったらどうぞ」「お時間あったらどうぞ」だと、言われた方も社交辞令かと思う。実際、そういうケースも多いわけだし。
でも、相手が多少興味を持ったらしいと思ったら、ググっと攻める。
そうすると、おいおい本気だよ、エライ熱心だな、こりゃ何とか応えなきゃいけないなという気持ちになってくる。少なくとも私の場合は。
どうしても都合がつかなかったら、こいつはどこかで埋め合わせしなきゃならんなという気持ちにさえなってくる。これも私の場合。
相手の都合を考慮しない「しつこさ」は反感を招くばかりだが、あまりにあっさりし過ぎても本気を疑われる。
なかなか難しいところだ。
私はこのブログタイトルにもあるように、先生応援、学校応援をライフワークと決めているから、「しつこさ」は「熱心さ」と理解して、呼んでくださればどこまでも行きますよ。
最後に愚痴を言うけど、取材に行って記事にしても、その後電話一本、メール一通くれない人もいるんだね。
なんだ、喜ばれなかったのか。
もしかしたら記事に不満があったのか。
まあ、どっちにしたって二度と行かないよ。私はもう人生の持ち時間が少ないんだから。