教育業界で生きるなら先生へのリスペクトがないとね
教員免許持ってるからって、偉そうに教育論語るんじゃないよ。資格なんて持ってるだけじゃだめで、実務経験がなきゃ意味ないよ。
時間講師をちょっとやったぐらいで、「今の学校は」とか語っちゃうやつも勘弁してくれよ。指先でちょっと味見したレベルだろうよ。
で、この理屈で行くと、私は校長や教頭として学校経営をしたこともないし、塾長として塾経営に携わったこともないのに、ああだこうだと言っているので、経験者からすれば「勘弁してくれよ」になるわけだが、少なくとも経験者じゃないと分からないことも多いんだろうなということは意識している。最低の礼儀だね。
普通の教員ということだったら、10数年の経験があって、担任も分掌も、行事も部活も、教員一通りのことはやっているから大体は分かるが、それも四半世紀前のことだからね。「今はそうじゃないんですよ」ってことが多い。
私がせっせと学校に行って、授業や部活や行事を見ようとしているのは、そういうことなんだ。
で、なぜいきなりこんな話かというと、今日たまたま、ずっと会っていなかった知り合いから電話があったわけ。
その人は、私と同じようなポジション、というか仕事をしていて、教育や入試について書いたり喋ったりしていて、業界ではまあまあ売れている。知名度は私なんかよりずっと上なのは間違いない。
でも、話がズレてるんだな。いや、こっちがズレてるからそう見えるのかとも思ったが、やっぱりそうじゃない。
現場を見ていない。
私は曲がりなりにも現場を見ているから、そのことがすぐ分かる。学校を語るんだったら、先生だけじゃなく生徒も見なさいよ。偏差値とか進学率だけじゃなく、生身の生徒を、ね。
数字や統計から入試を分析したり、学校を評価するのは構わないですよ。そういう仕事も必要だから。私も、そういう人たちにお世話になっているわけだし。でもね、見てもいないのに、あの学校の先生はとか生徒はとか、どうしてそこまで語れちゃうの。
自分で思うのは勝手だけど、無責任に言いふらすなよ。
私が教育界の片隅で辛うじて生き永らえさせてもらっているのは誰のおかげ?
もちろん、学校や塾の先生方のおかげでしょう。
だったら、批判も結構だけど、根っこのところに先生方へのリスペクトがないと。
ということを、知り合いのおバカのおかげで改めて反省できた一日であった。
時間講師をちょっとやったぐらいで、「今の学校は」とか語っちゃうやつも勘弁してくれよ。指先でちょっと味見したレベルだろうよ。
で、この理屈で行くと、私は校長や教頭として学校経営をしたこともないし、塾長として塾経営に携わったこともないのに、ああだこうだと言っているので、経験者からすれば「勘弁してくれよ」になるわけだが、少なくとも経験者じゃないと分からないことも多いんだろうなということは意識している。最低の礼儀だね。
普通の教員ということだったら、10数年の経験があって、担任も分掌も、行事も部活も、教員一通りのことはやっているから大体は分かるが、それも四半世紀前のことだからね。「今はそうじゃないんですよ」ってことが多い。
私がせっせと学校に行って、授業や部活や行事を見ようとしているのは、そういうことなんだ。
で、なぜいきなりこんな話かというと、今日たまたま、ずっと会っていなかった知り合いから電話があったわけ。
その人は、私と同じようなポジション、というか仕事をしていて、教育や入試について書いたり喋ったりしていて、業界ではまあまあ売れている。知名度は私なんかよりずっと上なのは間違いない。
でも、話がズレてるんだな。いや、こっちがズレてるからそう見えるのかとも思ったが、やっぱりそうじゃない。
現場を見ていない。
私は曲がりなりにも現場を見ているから、そのことがすぐ分かる。学校を語るんだったら、先生だけじゃなく生徒も見なさいよ。偏差値とか進学率だけじゃなく、生身の生徒を、ね。
数字や統計から入試を分析したり、学校を評価するのは構わないですよ。そういう仕事も必要だから。私も、そういう人たちにお世話になっているわけだし。でもね、見てもいないのに、あの学校の先生はとか生徒はとか、どうしてそこまで語れちゃうの。
自分で思うのは勝手だけど、無責任に言いふらすなよ。
私が教育界の片隅で辛うじて生き永らえさせてもらっているのは誰のおかげ?
もちろん、学校や塾の先生方のおかげでしょう。
だったら、批判も結構だけど、根っこのところに先生方へのリスペクトがないと。
ということを、知り合いのおバカのおかげで改めて反省できた一日であった。