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九条家、と言っても貴族の話じゃありません

 九条家(くじょうけ)は、近衛・二条・一条・鷹司と並ぶ五摂家(ごせっけ)の一つであるが、現代には、これとは全く関係なく「九条家」(きゅうじょうか)と呼ぶにふさわしい人々がいる。
 国際政治のことも国の安全保障のことも顧みず、ただひたすら平和、戦争反対、九条守れと叫び続ける。

 本日、12月26日付埼玉新聞1面に、「九条俳句掲載へ」という記事が出ていた。この話題、今から4年前にもこのブログで取り上げた。
 過去ブログ「これが俳句とは笑わせるぜ」2014年7月
 
 まだ、続いてたんだ。

■「九条家」による「九条俳句掲載問題」のあらまし。
 さいたま市大宮区の三橋公民館が2014年6月、「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」と詠んだ俳句を公民館だよりに掲載しなかったとして、作者の女性(78)が慰謝料や俳句の掲載を求めて市を提訴した。
 一審のさいたま地裁は、「思想や信条を理由に不正な取り扱いをした」として、市に慰謝料5万円の賠償を命じた。
 二審の東京高裁でも慰謝料5千円が命じられた。ただし、俳句の掲載は一審、二審とも退けており、市と原告女性双方が上告した。
 今月20日、最高裁は双方の上告を棄却し、東京高裁の判決が確定した。
 これを受けて、公民館を管轄する市教育委員会の細田真由美教育長は、女性に謝罪し、俳句を公民館だよりに掲載する方針を発表した。

 はい。細田教育長GJ(グッドジョブ)ということでいいんじゃないですか。
 「さっさと終わらせちゃいなさいよ」ってところか。

 「権力と闘っている私」が大好きな「九条家」の皆さんにとって、裁判は趣味とか生きがいなんだろうね。
 4年間闘って、謝罪させ、俳句(というほどの代物じゃないが)の掲載を勝ち取った。慰謝料は僅か5千円だけど、私たちはお金ためじゃないの。日本の平和を守るために、日本の民主主義を守るために命がけで権力と闘ってきたの。これで日本は戦争のない国に一歩近づきました。

 って、そんなことあるかい。


 今日の動画「先生の精神疾患をどう防ぐ」

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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