ほわッとした「目標もどき」じゃダメなんですよ

学校はまだだけど、塾はもう始まってますね。
だから、今日は塾の先生向け。
「それは目標じゃない。ただの願望だ」
目標と願望の違いを子供たちに叩き込んでやったほうがいい。願望(夢)があったっていいが、それと目標とをごっちゃにしてはいけないと教える。
目標ならば期限を区切れ。数値化しろ。
「○○高校合格」
これを目標と言い張るなら、これ以上は言わないが、ただの願望だ。紙に書いて壁にでも貼っておけば「頑張ってる感」だけは味わえる。
「1月中に、英単語をあと100個覚える」
期限も入っているし、数量も入っているから、これなら目標と言っていい。あとで客観的に検証することができる。
生徒「あと2か月、数学頑張ります」
先生「そうか。頑張れよ」
って、コントやってんじゃないんだから。
関数なの?図形なの?計算なの?確率なの?
ターゲット絞りなさいよ。
あと何問解けば、いいと思う?
とりあえず量を決めてみなさいよ。あとで変更してもいいからさ。
で、それをいつまでにやるの?今日は何するの?
受験勉強に「明日から」っていうのはないんだよ。
残り時間が少なくなっているのだから、ほわッとした「目標もどき」じゃダメなんですよ。
というようなことは、すでに先生方お分かりのはずなので、今後はさらに徹底してくださいねということだ。