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知らずに学んでいた日本の古い元号

 このたび改元、つまり元号が代わることだが、それが行われることになったので、今日は元号について学ぼう。

 ところでみんな、日本の古い元号をどれだけ知ってるかな。
 平成、昭和、大正、明治。ここまでは分かる。
 じゃあその前は?
 
 もうだめか。慶応だよ。明治の前は慶応。
 じゃあ慶応の前は?
 早稲田。
 って、すべっちゃったな。

 受けないジョークはそれぐらいにするとして、実はみんな、結構知ってるんだよ。
 そうだな、たとえば…
 「享保」、「寛政」、「天保」。
 そう、江戸の三大改革だね。
 それと、慶安の御触書の「慶安」、元禄文化の「元禄」、化政文化は「文化」と「文政」。
 
 ほかの時代も思いつくままに挙げてみよう。
 大化の改新の「大化
 大宝律令の「大宝
 和同開珎の「和銅
 天平文化の「天平
 保元・平治の乱の「保元「平治
 承久の乱の「承久
 貞永式目の「貞永
 永仁の徳政令の「永仁
 文永・弘安の役の「文永「弘安
 建武の新政の「建武
 応仁の乱の「応仁

 中学校レベルの歴史でもこれだけあるんだ。

 ところで。
 ここに出てきた元号だが、そういう名前の天皇がいたかというと、実はいない。
 元号と天皇の名前が一致するのを「一世一元の制」というが、明治から始まったルールだ。それ以前は、一人の天皇の在位中に何度も元号がかわったりしていた。そうだな、短いと2~3年でかわってしまうこともあったよ。天災に見舞われたりすると、縁起が悪いから別のにかえよう、みたいにね。

 というわけで今日は、「みんな、意外と元号知ってるね」という話でした。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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