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塾は学校にとって代わることはできない

 仕事帰り、いや最近は「仕事終わり」っていうのかな、いつも無駄に電話してくる春日部市在住のNと無駄に会ってきた。

 今日の話題は、塾はどこまで行っても塾で学校にとって代わることはできないという話。ちなみに、われわれは酒を飲みに行くことはなく、ケーキ屋か甘味処か喫茶店が定番。

 学校にとって代わろう、あるいは代われるなどと考えている塾関係者は、基本的にはいないのだが、ときどき勘違いしている人間がいるから困ったものである。

 保護者の「学校の先生は頼りにならない」という言葉を真に受けてしまところが、そもそもお粗末である。
 
 受験指導という点では、そういう面はあるかもしれない。
 だからと言って、わが子の教育を全面的に塾にお任せしようと思っている親なんているはずないだろう。そういう意味で言ってるんじゃない。

 学校っていうのは、授業があって、部活があって、行事があって、給食もLHRもお掃除もあって、それで学校なんだ。それが教育なんだ。それは一人ではとうていできないから、大勢でやっている。

 塾が肩代わりできるとしたら、そのうちの授業の部分、しかも9教科中の5教科、さらにそのうちの入試にかかわる部分に過ぎない。

 そう考えれば、学校にとって代わるなど不可能だということにすぐに気づくはずだが、ごく一部、このあたりが理解できてない人がいる。

 学校とは異なる機能、異なる役割を果たしてこそ塾なのだ。

 

 

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「学校とは異なる機能、異なる役割を果たしてこそ塾なのだ。」
この一文にピンと来るものがありました。重要な気づきをありがとうございます!
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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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