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伝統校の条件

 伝統校という言い方がある。

 この言い方に明確な定義はないが、創立年代が古く、歴史の長い学校というのは一つの条件になるだろう。

 では、伝統校と自ら名乗ったり、周囲から評されるのにどれくらいの年数が必要か。これまた、はっきりした決まりはないが、50年程度だとちょっと不足という声も出そうだが、まあ100年を超えれば、大方の人々が伝統校と認めてくれるのではないか。
 いずれにしても、伝統校と名乗ったり、周囲から評されたりするには、長い年月にわたり存在し続けなくてはならないということだ。
 
 そこで考えるのは、なぜその学校が途絶えることなく、今日に至るまで存在し続けることができたかということである。
 伝統校は概して保守的であるが、古いものを守り続けるだけでは存続し得ない。時代の変化に合わせて、進化をとげてきたからこそ今日がある。時代遅れにはならなかった。そうであれば、とうの昔に消滅している。
 絶えざる革新、前進。伝統校とは、これを怠らなかった学校である。
 

 さて、唐突になぜこの話題かということだが、私は今日、星野高校(川越市)に行ってきた。星野誠校長から、偶然見つかったという古い写真を見せていただいた。明治の末期に撮られたものだ。創立者の星野りち先生はじめ、多くの女生徒が写っている。今にくらべれば、はるかに貧しい時代であったと思うが、精一杯おめかししている姿がほほえましい。

 この学校に限った話ではないが、風雪に耐え、100年以上も存在し続けた学校には、ただ古いだけではない何かがある。その部分に注目すべきではないか。そんなことを考えさせられた一日であった。
 
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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