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熟練の授業を映像で学ぶ

 23日付埼玉新聞に、「熟練の授業法 映像で伝授」という記事(砂生敏一記者)があった。
 県教委が、経験豊富で授業力に定評のあるベテラン教員の授業手法を若手教員に伝えるため、映像による資料を作製したというものだ。

 県立総合教育センターのホームページで、一般向けにもダイジェスト版が公開されているということなので、さっそく見てみた。
 画質が悪く、撮影や編集にもプロの手が入っていないようなので、映像作品としてのレベルは決して高いとは言えないが、研修用素材であるから、まあ我慢しよう。

 実は昨日、春日部共栄中学校に行き、ほぼ1日中いろんな授業を見てきたのだが、たとえば、発問のタイミングや、その際の言葉選び一つで、授業展開がまったく違ったものになってくるのだということを、改めて感じていたところである。

 若手教員の場合、「分かりましたか?」と問い、生徒が「は~い」と答えると、そのまま次に進んでしまうが、ベテラン教員になると、生徒の「は~い」の中に、少しでも危うさを発見すると、「じゃあ、これはどうだ?」と別角度から質問し、理解度を再確認する。そういう細かい芸当が臨機応変にできるのだ。このあたり授業技術の差が如実に現れる。

 1回1回の授業の質の差が、1か月、1学期、1年間と積み重なれば、生徒の学力にとてつもなく大きな差が生じるだろう。生徒の学力向上は、先生の授業力の向上にかかっているのだ。

 県教委のこの事業は、若手教員の授業力を高める「学びの道場」という。ぜひ一度閲覧することをおすすめする。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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