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教科書覚えりゃ、高校や大学はどこでも入れるさ

 明日は年1回の高校同窓会がある。同期の会ではなく、卒業したてから、棺桶寸前まで全体の会である。
 私はいま、昔話をする気分じゃないので今回は欠席だ。また来年がある。

 この会では東大卒だの医者だのは掃いて捨てるほどいるから、かえってそういうのが話題にならないのがいい。
 でも中にはいるね。ごくごく少数だけど、いまだに東大を鼻にかけてる馬鹿が。
 全然偉くないんだよ。
 教科書に書いてあることを完璧に覚える能力があれば、誰だって入れるんだよ。結局、入試で問われる能力なんて、その程度だ。

 ついこの間もあるところで、同期に出会った。こいつは、三兎を追うんじゃなく、一兎だけ追って東大に入った。
 ちなみに私は、二兎は熱心に追ったが、肝心の一兎を追うのを忘れた。
 で、こいつは、「ぼくの東大時代の友人が~」とか、「ぼくのいた東大の研究室では~」とか、聞かれてもいないのに必ず出身大学を言いやがる。ふつうに大学でいいだろうに。
 こういうのが、どれだけ恥ずかしい行為か気が付いていないんだな。将来、墓石に東大卒って彫っとけ。

 出身校や出身大学は、ある種の能力のエビデンスにはなるな。
 あっ、このエビデンスっていう言葉ね。証拠とか根拠とかいう意味。
 もとは医学の世界、最近ではITの世界で使われるらしいけど、格好つけて使う人増えたね。ふつうに日本語で言えばいいのに。

 「ですから、そちらが間違いなく発注したっていうエビデンスがほしいわけですよ」。
 なんて、覚えたてのエビデンスを連呼するやつが取引関係にいたので、以後、秘かにエビちゃんって呼んでるんだけど、本人気づいてない。

 話を戻すと、教科書に書いてあることを覚え、理解する力があれば、高校も大学も、どこだって入れる。
 でも、それだけじゃないんだな。それもあればあったほうがいいが、それだけじゃだめだね。

 東大に何人入れる。それも結構だ。でも、たかが3千人だからね、東大の定員は。
 同世代100万人として0.3%。無視できる数字だ。
 残りの99.7%は別の能力で世の中を生きていかなきゃならんからね、学校教育はそこを考えなくちゃいけない。
 

 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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