改革じゃなく、破壊になっていますよ。
入試フォーラム(浦和コルソ)で講演。
対象が中学生や保護者ではないので、やや難しめの話をした。
この中で私は、「私立と比べて、公立の改革が進まないのはなぜか」という話をした。
私立は、10年前と比べると、部活でも大学進学でも、これが同じ学校かと見まごうほど伸びている。
一方、公立は、前進はしているものの、その伸びは緩やかである。
そこで、私の仮説である。
「公立の場合、改革の意欲が空回りして、改革が破壊になっているのではないか」
学校を良くしようという気持ちは、公立でも私立でも一緒だ。
生徒のため。これも一緒。
ただ、公立は、校長先生も、それ以外の先生も回転が速い。転勤があるから、どんどん顔ぶれが変わる。
人が変わっても、目標が継続されれば問題ないのであるが、人が変わる都度に目標が変わってしまう。
そういうケースが多い。
以前、このブログで「改革は継続が8割」という話をしたと思うが、ついついこれを忘れてしまう。
とにかく、変えることに熱中してしまう。
ものごとはいつの場合もそうだが、欠点とか問題点というのは目に付きやすいのだ。
だから、これを改めようとする。
しかし、欠点と長所は、しばしば裏腹の関係にある。
注意深くやらないと、長所まで殺してしまう。
改革に夢中になるあまり、長所を伸ばし継続することを忘れ、下手をすればこれを破壊してしまう。
もちろん、私立にもこの危険性はあるわけだが、公立に比べれば、そのリスクは小さい。
皮肉なことであるが、「改革者が改革を阻害する」ということが、公立学校では起きているのではないか。
対象が中学生や保護者ではないので、やや難しめの話をした。
この中で私は、「私立と比べて、公立の改革が進まないのはなぜか」という話をした。
私立は、10年前と比べると、部活でも大学進学でも、これが同じ学校かと見まごうほど伸びている。
一方、公立は、前進はしているものの、その伸びは緩やかである。
そこで、私の仮説である。
「公立の場合、改革の意欲が空回りして、改革が破壊になっているのではないか」
学校を良くしようという気持ちは、公立でも私立でも一緒だ。
生徒のため。これも一緒。
ただ、公立は、校長先生も、それ以外の先生も回転が速い。転勤があるから、どんどん顔ぶれが変わる。
人が変わっても、目標が継続されれば問題ないのであるが、人が変わる都度に目標が変わってしまう。
そういうケースが多い。
以前、このブログで「改革は継続が8割」という話をしたと思うが、ついついこれを忘れてしまう。
とにかく、変えることに熱中してしまう。
ものごとはいつの場合もそうだが、欠点とか問題点というのは目に付きやすいのだ。
だから、これを改めようとする。
しかし、欠点と長所は、しばしば裏腹の関係にある。
注意深くやらないと、長所まで殺してしまう。
改革に夢中になるあまり、長所を伸ばし継続することを忘れ、下手をすればこれを破壊してしまう。
もちろん、私立にもこの危険性はあるわけだが、公立に比べれば、そのリスクは小さい。
皮肉なことであるが、「改革者が改革を阻害する」ということが、公立学校では起きているのではないか。