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教育実習の季節だったね

 今日は春日部共栄高校にほぼ半日いて、6人の先生にインタビューした。
 若い頃は、学校に一日中いる仕事、ようするに先生をやっていたので、長時間学校にいても全然苦にならないね。

 校内に若い人の姿が目につくと思ったら、教育実習生が来ていた。そうか、そういう季節なんだ。
 
 中学校にも来てるよね。
 授業は下手だけど、これは素人だから仕方ない。でも、周りは年寄りが多いから、若いっていうだけで、結構生徒には人気があるんじゃないかな。

 中学生のために簡単に説明しておくけど、先生になるためには教員免許状っていうのが必要なんだ。免許状をとるのはそれほど難しくなくて、大学で必要な科目を学べばいいんだ。
 昔、先生をやっていたころの話だが、保護者面談なんかで、「私も、教員免許は持ってるんですけど」なんて自慢げに話すお母さんが時々いて、私はそれを聞いて「それがどうした。そんなもん誰でも取れるだろう。運転免許と変わらんよ」って、心の中で思ってた。

 で、誰でも取れる教員免許なんだけど、そのために必要な科目の一つに「教育実習」という科目があるから、それで大学生たちが中学校や高校に実習に来るんだね。
 実習生には必ず指導教員がつかなきゃいけないんだが、これ、はっきり言って面倒だ。でも、自分もやってもらったことだから仕方ない。

 実習を終えると、免許状がもらえる条件がだいたいそろうのだが、それだけでただちに先生になれるというわけじゃなくて、採用試験に合格しなければならない。公立の先生になるんだったら各都道府県が実施する採用試験に受かる必要があるし、私立だったら各学校が実施する採用試験に受かる必要がある。

 基本はペーパー試験だから、採用試験では学力がある人が有利だね。
 でも、中学や高校の先生の仕事っていうのは、学問を研究することじゃないからね。人に教えられなくちゃいけない。それと、部活も見なきゃならないし、服装ちゃんとしろとか、遅刻するんじゃないとか、他人に迷惑をかけるんじゃないとか、いろんなことを指導しなくちゃならない。これは、学問ができるかどうかとは別のことだね。

 だから、学力だけで採用しちゃうと、実は先生にはあまり向いていない人が採用されてしまう可能性がある。

 そう考えると、教育実習というのは、将来いい先生になる素質を持っているかどうかを判断する貴重な機会かもしれないね。少なくとも、生徒と仲良くなれない人は、先生にはならないほうがいい。

 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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