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「恥を知れ」。大妻嵐山の校訓がなかなかよろしい

 久しぶりに大妻嵐山中学高校に行った。(塾対象の説明会出席のため)
 
 嵐山(らんざん)という地名は、京都の嵐山(あらしやま)にその風景が似ているということで付けられたらしい。たしかに山あり溪谷ありの自然に恵まれた美しい町だ。

 この学校、当初は嵐山女子高校と言ったが、後に大妻学園のグループに入り、校名を大妻嵐山と変えた。
 大妻学院の創始者である大妻コタカ先生は、日本の女子教育の草分けの一人として大変有名な人だが、その大妻コタカ先生の著書の中に「恥を知れ」という言葉があり、これがこの学校の校訓となっている。

 コタカ先生は、「恥を知れ」は、他人にではなく、自分自身に向けられる言葉だと述べている。良心に照らして恥じるような行いをしていないか、人に見られたり、聞かれたりして恥ずかしいような行為をしていないか、常に自分を戒めなさいと言われているのだ。
 なかなかいい言葉だね。私も気をつけなければ。

 冒頭述べたように、久しぶりの訪問だったのだが、以前に比べて生徒たちが快活になったという印象を受けた。廊下ですれ違う際には、みんな元気に挨拶する。当然のことかもしれないが、ちょっと前は、私が知っている範囲では、一番挨拶がダメな学校だったからね。

 それともう一つ。
 大学進学実績がずいぶん伸びていた。
 国公立合格者16人。なんだその程度かと思われるかもしれないが、この学校の規模(1学年180人)を考えれば、大きな数字だ。
 県立上位校は、だいたい1学年360人程度であるが、 この中で、浦和西・所沢北・川口北あたりで50人前後、熊谷西・越ヶ谷あたりで30人台というのが、今春の国公立大学合格者数だから、180人の学校で16人というのは大健闘と言えるだろう。

 ただ、ちょっと心配なのは、学校の目指す方向が、以前に比べてはっきりしなくなっている点だ。
 以前は、「育てます。科学する心」というキャッチフレーズからも分かるように、理数教育に特色を持った学校であったが、そのあたりが若干後退しているのかなという印象だ。
 今年から校長になった真下(ましも)峯子先生は、元来理科の先生であったわけだし、そのあたりをもう一度見直してもらえないものかと思う。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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