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中学校の先生は忙し過ぎ、らしいが何か臭うな

 日本の中学校の先生は、忙し過ぎるのだそうだ。
 
 経済協力開発機構(OECD)が、中学校を対象に国際教員指導環境調査というものを実施し、その結果を発表した。
 それによると、1週間の仕事時間は53.9時間で、調査に参加した34か国・地域中、もっとも長かったということだ。

 授業時間と授業の準備の時間の合計は、平均と同じだったが、書類作成などの事務業務と、部活動など課外活動の指導時間は、平均を大きく上回っており、これが仕事時間を長くしている原因だ。

 じゃあ、話は簡単だな。事務職員を増やしてやればいい。もしくはIT化を進めてやればいい。
 
 だが、どうもこの話、それほど単純じゃないな。OECDの調査ってところが怪しい。
 いや、OECDはちゃんとした機関なんだが、この調査結果をマスコミが大きく取り上げる際には、国に何らかの意図があるんだ。

 昔、日本が週休2日制を取り入れたのは、OECDやILO(国際労働機関)あたりから、「日本人は働き過ぎだから、労働時間を減らせ」という圧力がかかったからだったね。
 ゆとり教育からの転換を図るときも、OECDの学力調査で日本の成績が下がってるぞというデータが使われたな。
 つまり、OECDの調査結果というのは、世論を形成して行く道具として使われた前歴があるわけで、だから、また何かあるんじゃないかと怪しんでいるのである。

 ねらいは残業代かな。
 ※「続きを読む」では、先生の残業代の話を書いた。
 
 ※ここから続き
 公立学校の先生には残業代はない。
 部活の指導をすれば毎日残業になるけど、残業手当はつかない。
 ただし、教職調整手当だったかな、一律に給料月額の4%が全員につく。これが残業手当の代わりだね。遅くまで残って仕事する人にも、勤務時間が終わったらさっさと帰る人にも、みんな同じにつく。
 
 昔のことなんで記憶は定かではないが、調整手当は月に1万数千円ぐらいだったか。
 私の場合、部活指導があったので、勤務時間外(残業)は、月に100時間は超えていたと思う。仮に時給1000円で計算すれば10万円になるわけだから、それを考えると割に合わない金額だが、お金のことはあまり考えなかったね。

 学校には妙に権利にうるさい連中がいて、職員会議が長引いたりすると、「勤務時間過ぎたからやめてくれ」みたいな発言をするやつがいたが、もちろん途中でやめることはない。ただ、何か言ってやらないといけないから、校長が「じゃあ、明日その分ちょっと早めに終わりにしていいよ」とか言っていた。実に面倒な連中だが、今となってはなつかしい。
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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