得意教科?そんなものあるか
いま、あるところで発表する原稿を書き終えたところだ。
テーマは得意教科を作る。
で、まあ、先生らしい話を書いたんだが、本音を言うと、得意教科? そんなもんあるかって感じだね。
歌は上手だけど、楽器は下手な人は、音楽が得意なのか。
走るのは速いが、泳げない人は、体育が得意なのか。
会話はできるけど、作文が書けない人は、英語が得意なのか。
なんてこと言ってたらきりがない。
結局、得意とか不得意というのは、学校の成績やテストの点数で、何となくそう思わされているだけなんじゃないかな。
たしかに、受験ということだけで考えれば、点数が取れる教科が得意で、取れない教科が不得意という分け方になるんだろうが、本当の得意っていうのは、そういうもんじゃない。
本当の得意っていうのは、ものすごく幅の狭いものなんだ。
体操の内村選手は床や鉄棒はすごいけど、吊り輪とかあん馬はよく失敗してるよ。でも、内村選手は体操が苦手な人じゃないよね。つまり、得意っていうのは全部できなくてもいいわけだ。それでも得意と言って構わない。
ぜ~んぶ出来なきゃいけないと思うから、ものすごくハードルが高くなる。
だから、もし人から聞かれて、得意と答えられるようにしたかったら、範囲を広げちゃいけない。逆に、狭く狭く、小さく小さくして行くべきなんだ。それでもって、小さな得意がいくつか集まると、もしかしてこの教科、得意って言っちゃっていいのかなっていうことになるかもしれない。
受験生諸君、ちょっとこのやり方、試してみてくれないか。
テーマは得意教科を作る。
で、まあ、先生らしい話を書いたんだが、本音を言うと、得意教科? そんなもんあるかって感じだね。
歌は上手だけど、楽器は下手な人は、音楽が得意なのか。
走るのは速いが、泳げない人は、体育が得意なのか。
会話はできるけど、作文が書けない人は、英語が得意なのか。
なんてこと言ってたらきりがない。
結局、得意とか不得意というのは、学校の成績やテストの点数で、何となくそう思わされているだけなんじゃないかな。
たしかに、受験ということだけで考えれば、点数が取れる教科が得意で、取れない教科が不得意という分け方になるんだろうが、本当の得意っていうのは、そういうもんじゃない。
本当の得意っていうのは、ものすごく幅の狭いものなんだ。
体操の内村選手は床や鉄棒はすごいけど、吊り輪とかあん馬はよく失敗してるよ。でも、内村選手は体操が苦手な人じゃないよね。つまり、得意っていうのは全部できなくてもいいわけだ。それでも得意と言って構わない。
ぜ~んぶ出来なきゃいけないと思うから、ものすごくハードルが高くなる。
だから、もし人から聞かれて、得意と答えられるようにしたかったら、範囲を広げちゃいけない。逆に、狭く狭く、小さく小さくして行くべきなんだ。それでもって、小さな得意がいくつか集まると、もしかしてこの教科、得意って言っちゃっていいのかなっていうことになるかもしれない。
受験生諸君、ちょっとこのやり方、試してみてくれないか。