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26年度公立入試問題分析01(正答率と通過率)

 新しいカテゴリーとして公立入試問題分析を加えた。
 県教育局から発表されている昨年度(平成26年度)の結果から、今後の学習のポイントを探るのがねらいだ。

 今日のテーマは正答率と通過率。
 このあと、各教科の結果をみて行くが、その際、正答率と通過率に注目しようと思う。そのためには、これらが何を意味する数字であるかを知っておいてもらう必要があるからだ。
 
 正答率については説明は不要だろう。
 問題は通過率の方だが、これは部分点が与えられる「記述式問題」の出来不出来をみるのに便利な数字だ。

 通過率は、得点計を(人数×配点)で割って求める。と言ってもピンと来ないと思うので、例をあげてみる。
 (例)
  配点が4点の問題とする。
  Aさん4点、Bさん3点、Cさん4点 Dさん3点だったとする。結構よく出来てる。 
  得点計は(4+3+4+3)=14 これが分子
  人数4人×配点4点=16 これが分母
  割り算すると、14÷16=0.875=87.5% これが通過率。まあまあだ。
  なお、この場合の正答率は、AさんとCさんの2人が4点満点を取っているので、50%になる。

  点数を変えてみる。
  Aさん4点、Bさん1点、Cさん2点、Dさん1点だったとする。あまり出来がよくない。
  得点計は(4+1+1+1)=7
  人数4人×配点4点=16 これは変わらず。
  割り算すると 7÷16=04375=43.8% やはり通過率は低くなる。
  この場合の正答率は、4点満点はAさん1人であるから、25%になる。
  と、まあ、このような数字である。

 ここから得られる結論は、通過率が高い問題は、みんなが割と点数を取れた問題、通過率が低い問題は、みんながあまり点数を取れなかった問題ということだ。とりあえず、そういう理解でよろしい。

 なお、記号で答える問題では、正答率と通過率は同じ数字になる。

 最初に書いたように、次回から、正答率や通過率が低かった問題に焦点を当てながら、昨年度の問題を振り返ってみることにする。

 
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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