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リケジョ集合、北関東6女子校が研究交流

 リケジョは理系女子のこと。最近、急速に広まってきた言い方だ。

 その言い方は、あまり好まないが、女子高校生たちが、固定観念にしばられず、いろんな分野に進出するのは良いことだ。

 今日(28日)の埼玉新聞に、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定校である浦和一女・熊谷女子・川越女子の生徒たちが、他県の女子高生と一緒に、お茶の水女子大学で行われた研究交流会に参加したという記事が載っていた。
 今月12日のことが今頃かよと思ったが、大きな扱いをしてくれたのは、さすが地元紙だ。

 埼玉の3校以外の参加校は、前橋女子(群馬)・宇都宮女子(栃木)・水戸第二(茨城)。いずれも各県トップの女子校だ。

 私は、開催日のちょうど1週間前、発案者の一人である熊谷女子高校長・久保正美校長に会いに行き、この取り組みについて聞いたが、SSH指定校と大学と連携は、すでに多く行われているが、今回のように県を超えて高校生同士が交流するケースは少ないという。
 同じような目標を持った者同士、その交流は大いに刺激になるだろう。

 8月28日付埼玉新聞の記事は「続きを読む」で。
 
“リケジョ”72人が体験学習 SSH指定の6女子高と2大学が連携

 理数科目に重点を置き、先進的な教育を実践する「スーパーサイエンスハイスクール」(SSH)に文部科学省から指定されている北関東の女子高6校と、お茶の水女子大学、東京大学の2大学が、高大連携により研究を共有する体験学習を開催した。世界で活躍する未来の女性研究者を育成しようという取り組み。
 
 参加した「リケジョ」(理系女子)たちは、最先端の科学の探究に目を輝かせた。

 交流は「女性の社会進出が進む中で、将来世界で活躍する女性研究者を育てたい」と、熊谷女子の久保正美校長と浦和一女の平野正美校長が発案。川越女子と北関東の3校にも呼び掛け、4月に初会合が実現した。

 その後、時間に余裕のある夏休みに高大連携の交流会を開こうと、お茶の水女子大サイエンス&エデュケーションセンター長の千葉和義教授とともに体験学習の企画を練ってきた。

 今月12日、東京都文京区のお茶の水女子大に、浦和一女、川越女子、熊谷女子の県内3高校と、群馬、栃木、茨城からそれぞれ1高校の計72人が集まった。お茶の水女子と東京大学からは、50人を超える教授や大学院生が参加した。
 女子高校生たちは午前中、大学院生が研究している「遺伝子解析」や「小脳の働き」などの紹介に真剣に耳を傾け、グループで個人研究の悩みを話し合った。

 「教科書では習わない専門的な内容。新鮮だった」と熊谷女子2年の大野絵理奈さん。川越女子1年の石戸美帆さんは「院生の発表している姿がきらきらしていた。私もいつかそうなりたい」と話した。

 午後はテーマごとに分かれた教室で、研究室の見学や実験にも挑戦した。テーマは「核酸の抽出と電気泳動」や「細胞膜を作る分子を研究するには?」などさまざま。参加者たちはデジタル機器を使ってDNAを見たり、加圧器のダイヤモンドアンビルセルを用いて水に圧力をかけ、温かい氷を作った。

 実験が好きという浦和一女2年の中島深雪さんは「今日の実験が、学校で研究している『腸まで届く薬のコーティングを作る』ことに生かせたらいいな。将来は研究者になりたい」とほほ笑んだ。

 熊谷女子の久保校長は「縦(大学)と横(県外)」のつながりの重要性を指摘し、「校内だけで完結せずに外と混ざり合うことで、生徒たちが刺激を受けて新たな『化学変化』が起きるに違いない」と話し、千葉教授は「非常に優秀な生徒たち。どれだけ伸びるか、今から楽しみ」と期待を寄せていた。

 今後は各校で研究を進め、来年3月にポスター発表などを行う。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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