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大昔の孫さんは何と言ったか

 今や孫さんと言えば、ソフトバンクの孫正義さんだが、2千年以上前、中国にも有名な孫さんがいた。
 孫子(そんし)と言う。
 「子」と言っても女性ではない。大昔、「子(し)」は男性に対する尊称であった。だから、この場合、「孫子」とは、「孫先生」というような意味合いだ。

 大昔の孫先生は、こんなことを言っている。
 「敵を知り己を知れば百戦危うからず」。「てきをしり、おのれをしれば、ひゃくせんあやうからず」。
 聞いたことがあるかもしれない。

 敵のことをしっかり研究し、自分の実力をちゃんと見極めれば、何回戦っても負けることはない。そんな意味だ。
 
 さて、受験生諸君は、敵のことをしっかり研究しているだろうか。
 敵というのは、入試の仕組みや入試問題だと考えてほしい。特に入試問題。

 入試問題なんて見たことない?
 ほほう、そりゃ大した自信だ。
 そんなもん見なくたっていい。研究なんかしなくても、自分は実力があるから勝てる。そういうことだな。
 実にうらやましい。

 しかし、そこまで自信がないという人は、よく調べ、研究しようではないか。
 入試で問われるのはどんな力なのかをあらかじめ知り、そこを重点的に鍛えておけば、勝利の確率はぐんと高まるはずだ。
 時間は限られているのだから、無駄な力を鍛えている場合じゃない。勝つために必要な力をまず鍛えよう。
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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