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大政奉還と王政復古(読んでわかる歴史講座14)

 倒幕の動きが強まる中で、将軍の座についたのが徳川慶喜(よしのぶ)であった。
 慶喜は幕政の改革(立て直し)を図るが、情勢はきわめて不利だった。

 そこで慶喜は、政権を天皇に返すことにした。大政奉還である。
 進んで政権を返すことによって、天皇中心の新しい政権の中で、影響力を保とうという計算だ。
 幕府は倒れても、徳川家の力は残そうというわけだ。

 しかし、薩摩の西郷隆盛や公家の岩倉具視(いわくら・ともみ)はそれを許さなかった。
 朝廷を動かして王政復古の大号令を発し、天皇中心の政治に戻すことを宣言するとともに、慶喜に対して官職や領地の返上などを命じた。
 西郷らは、新政府においては、徳川家の影響力は一切排除しようと考えていたのだ。

 こうしたやり方に不満を持った旧幕府軍は、鳥羽・伏見(京都)で新政府軍に戦いを挑んだが、敗北した。

 旧幕府軍と新政府軍の戦いは、会津での戦い、函館五稜郭での戦いと続くが、いずれも新政府軍が勝利した。
 1868年の鳥羽・伏見の戦いに始まり、翌年の函館五稜郭の戦いに終わる、一連の戦いを戊辰戦争(ぼしんせんそう)という。

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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