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これがアクティブラーニングってやつか

 授業見学シリーズ第4弾として栄東高校に行ってきた。
 詳細は「よみうり進学メディア埼玉版10月号」に掲載する。

 今日は、高校2年の物理の授業。中学生的には理科の第一分野。
 県下有数の進学校だけに授業内容はハイレベルだ。
 私は高校のとき以来、物理なんて勉強してないからな。ついて行けない。

 担当の齋藤先生は、まだ30代前半、栄東では若手有望株の一人だ。
 齋藤先生は、「アクティブラーニング」(以下、勝手にALと略す)という授業法を研究、実践している。もちろん、齋藤先生だけでなく学校をあげて取り組んでいる。

 ALは、先生が一方的に説明し、板書する授業ではない。
 先生は、たくさん質問する。
 生徒は、先生の質問に答えるだけでなく、仲間と議論したり、教えあったりして、結論を出す。
 さらに、自分たちの結論を全員の前で発表したりする。それに対し、別の生徒が質問したりもする。
 大ざっぱに言うと、そんなタイプの授業だ。

 ALだと、下手をすると、参加できない生徒が出てしまうのだが、そこは栄東、議論に加わらない生徒はいない。
 途中、あるグループからの発言に、他のグループの生徒が異議を唱えたりして、結構白熱する場面もあった。なかなかこういう授業は見られない。

 高校2年の授業だからかもしれないが、あまり大学入試のことは言わない。「ここは入試で出るから覚えておけ」みたいな話は出ない。しかし、そんなことを言わなくても、こういう授業を受けていれば、難関大学に受かる力は自然について行くんだね。

 授業後、近くにいた女子生徒に「これ教科書?」と聞いてみた。机の上に教科書らしきものが2冊置いてあった。
 すると、この女子生徒、「こちらが2年の教科書で、ふだんはこちらが主ですけど、たまたま今やっている部分は、こちらの1年の教科書にも詳しいので、あわせて使っています」。
 完璧。
 「これ教科書?」「はい、そうです」じゃないんだ。
 私が何を聞きたいのかを瞬時に理解し、的確な表現で返してくる。こりゃ、大人でもなかなかできんぞ。

栄東授業01
栄東授業02


 
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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