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学問の神様に合格祈願してきた

 比叡山延暦寺に行って来た。
 よく間違える人がいるが、ここは京都府ではなく滋賀県である。

 平安時代、最澄(伝教大師)という人が、ここに天台宗という仏教の宗派を開いた。
 同時代に、空海(弘法大師)がいる。空海は高野山に金剛峰寺を建て、真言宗を開いた。
 共に、歴史の教科書に出ており、かつて入試に出題された人物であるから、受験生諸君は覚えておこう。

 鎌倉時代になって、法然(浄土宗)、その弟子・親鸞(浄土真宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、日蓮(日蓮宗)といった歴史に残る僧侶たちが登場するが、かれらは皆、比叡山に学んだ人々である。比叡山は、今ならさしずめ、仏教を学ぶための大学か大学院のような場であった。
比叡山根本中堂
比叡山根本中堂

 帰りがけに、思い立って北野天満宮に行って来た。
 平安時代の政治家であり学者であった菅原道真(すがわら・みちざね)を祀る神社である。
 東京の湯島神社と並んで、受験生に人気の神社だ。

 菅原道真は、政界における勢力争いにやぶれ都(京都)から追放された。
 都を去る道真が詠んだのが、次の歌である。
 「東風吹かば、にほひおこせや 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」
 (こちふかば においおこせや うめのはな あるじなしとて はるなわすれそ)
 ※「春な忘れそ」は「春を忘るな」とも言う
 
現代語訳)暖かい東風が吹いてきたら、花を咲かせその香りをとどけておくれ。私という主人がいなくなっても、春を忘れるんじゃないよ。頼んだぜ、梅ちゃん。

 道真は都を追われ、大宰府に流された。いまの福岡県である。
 そして。この地で没したのだが、その後、都では縁起の悪いことが続いた。これはきっと道真のたたりに違いないということで、それを鎮めるために作られたのが北野天満宮の起こりだと言われている。

 道真が当代一流の学者であったこともあり、北野天満宮は、「学問の神様」をおまつりする神社ということになり、受験生の人気を集めるようになった。
 よって、受験生を応援する立場である私は、皆さんに代わって、志望校合格を祈願してきたのである。
北野天満宮
北野天満宮
 

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受験生・保護者の皆さん、学校や塾の先生方に最新情報をお届けします。ただし、結構頻繁に受験と無関係の話も。

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