明日のことを聞きたい
昌平高校の塾対象説明会に行ってきた。
6月にも行ったので、今年2回目となる。今日の会場は春日部市民会館。
私は、公立高校の教員時代、いわゆる新設校と呼ばれる学校に勤務していたので、この学校の今の雰囲気というものが、よく分かる。
昌平の先生方からは、「公務員上がりのお前に何が分かる」と叱られるかもしれないが、新しい学校づくりに燃える先生や生徒たちの心意気というものは、公私を問わないと思っている。
この学校、前身となる学校はあるわけだが、実質的には8年目の学校と言っていい。
人間にたとえれば、まだ小学校にも上がっていない、そんな幼年期にある学校だ。
歴史の新しい学校の良さは、前例にとらわれないということだ。
前例は、それを経験、実績と言い換えた場合、きわめて有益なものだ。
しかし、これが時に、改革に慎重になり、挑戦に臆病になったりする原因ともなる。
幸いにも、この学校には前例というものがない。あってもごく僅かだ。
生徒のためにこれがいいと思えば、すぐさま実行に移せる。
私にも経験がある。
「いや、それは以前の勤務校でやったけど、うまく行かなかった」と、ベテラン教員。
「前の学校の話でしょう。ここで、この学校で、僕らがやるんですよ」と、若手教員。
こんな対立を乗り越えて、先生と生徒が一緒に汗をかいて、学校を作って行く。これは楽しい。
というわけだから、昌平高校には、これまで通り過去の実績など語ってほしくない。
昌平高校だけではない。改革途上の学校という自覚があるなら、ちょっとばかりの実績を語るより、明日のこと、未来のことを大いに語ってもらいたいと思うのである。そっちを聞きたい。
6月にも行ったので、今年2回目となる。今日の会場は春日部市民会館。
私は、公立高校の教員時代、いわゆる新設校と呼ばれる学校に勤務していたので、この学校の今の雰囲気というものが、よく分かる。
昌平の先生方からは、「公務員上がりのお前に何が分かる」と叱られるかもしれないが、新しい学校づくりに燃える先生や生徒たちの心意気というものは、公私を問わないと思っている。
この学校、前身となる学校はあるわけだが、実質的には8年目の学校と言っていい。
人間にたとえれば、まだ小学校にも上がっていない、そんな幼年期にある学校だ。
歴史の新しい学校の良さは、前例にとらわれないということだ。
前例は、それを経験、実績と言い換えた場合、きわめて有益なものだ。
しかし、これが時に、改革に慎重になり、挑戦に臆病になったりする原因ともなる。
幸いにも、この学校には前例というものがない。あってもごく僅かだ。
生徒のためにこれがいいと思えば、すぐさま実行に移せる。
私にも経験がある。
「いや、それは以前の勤務校でやったけど、うまく行かなかった」と、ベテラン教員。
「前の学校の話でしょう。ここで、この学校で、僕らがやるんですよ」と、若手教員。
こんな対立を乗り越えて、先生と生徒が一緒に汗をかいて、学校を作って行く。これは楽しい。
というわけだから、昌平高校には、これまで通り過去の実績など語ってほしくない。
昌平高校だけではない。改革途上の学校という自覚があるなら、ちょっとばかりの実績を語るより、明日のこと、未来のことを大いに語ってもらいたいと思うのである。そっちを聞きたい。